Users Guide
Microsoft Active Directory 概要画面にアクセスするには、システム ® リモートアクセス ® iDRAC6 ® ネットワーク / セキュリティ タブ® ディレクトリサービス ® Microsoft
Active Directory の順にクリックします。
表5-24 に、Active Directory 概要のオプションを一覧にします。適切なボタンをクリックして続行します。
表 5-24ActiveDirectoryのオプション
表 5-25ActiveDirectoryのボタン
Active Directory の設定(標準スキーマと拡張スキーマ)
1. Active Directory 概要画面で、Active Directory の設定 をクリックします。
2. Active Directory 手順 1/4 画面で、証明書の検証を有効にしたり、 iDRAC6 で Active Directory CA 証明書をアップロードしたり、現在の Active Directory CA 証明書を表示したり
できます。
表5-26 に、Active Directory の設定と管理 プロセスのステップごとの設定と選択項目について説明します。適切なボタンをクリックして続行します。
表 5-26ActiveDirectory設定の設定
フィールド
説明
共通設定
共通して設定される Active Directory の設定を表示します。
Active Directory CA 証
明書
すべてのドメインコントローラの SSL サーバー証明書に署名をする CA の証明書を表示します。
標準スキーマの設定 / 拡
張スキーマの設定
Active Directory の設定によって、拡張スキーマの設定または標準スキーマの設定が表示されます。
Active Directory の設定
Active Directory の設定で手順 1/4 を設定するには、このオプションをクリックします。Active Directory 手順 1/4 ページでは、Active Directory の CA
証明書を iDRAC6 にアップロードしたり、iDRAC6 にアップロードされた現在の Active Directory CA 証明書を表示したり、証明書の検証を有効にしたりできます。
設定のテスト
指定した設定を使用して Active Directory の設定をテストするには、このオプションをクリックします。
Kerberos Keytab のアッ
プロード
iDRAC6 に Kerberos Keytab をアップロードするには、このオプションをクリックします。keytab ファイルの作成方法については、「iDRAC6 へのシングルサイン
オンとスマートカードログインの設定」を参照してください。
ボタン
定義
印刷
画面に表示されている Active Directory の値を印刷します。
更新
Active Directory 画面を再ロードします。
設定
説明
Active Directory の設定と管理 手順 1/4
証明書検証を有効に
する
このオプションは、証明書の検証を有効にするか無効にするかを指定します。このチェックボックスをオン にすると、証明書の検証が有効になります。iDRAC6 は Active
Directory への接続中、SSL(Secure Socket Layer)で LDAP を使用します。デフォルトでは、iDRAC6 は、iDRAC6 にロードされた CA 証明書を使用してドメインコン
トローラの SSL サーバー証明書を SSL ハンドシェーク中に検証する強力なセキュリティを提供します。証明書の検証はテスト目的で無効にできます。
Active Directory
CA 証明書のアップ
ロード
Active Directory CA 証明書をアップロードするには、参照 をクリックし、ファイルを選択して アップロード をクリックします。ドメインコントローラの SSL 証明書が同じ認
証局によって署名され、iDRAC6 にアクセスする管理ステーションにこの証明書があることを確認してください。アップロードする証明書の相対ファイルパスが ファイルパス
の値に表示されます。証明書を参照しない場合は、完全パスと正式ファイル名とファイル拡張子を含めてファイルのパスを入力してください。
現在の Active
Directory CA 証明
書
iDRAC6 にアップロードされた Active Directory CA 証明書を表示します。
Active Directory の設定と管理 手順 2/4
Active Directory
を有効 にする
Active Directory を有効にする場合は、このオプションを選択します。
スマートカードログイ
ンを有効にする
スマートカードログインを有効にするには、このオプションを選択します。以降 GUI を使用してログイン試行すると、スマートカードログオンのプロンプトが表示されます。
メモ: スマートカードベースの 2 要素認証(TFA)とシングルサインオンは、Internet Explorer を搭載した Microsoft Windows オペレーティングシステムでのみサポ
ートされています。なお、Windows XP 下のターミナルサービス(リモートデスクトップ)はスマートカードの操作をサポートしていませんが、 Windows Vista はこの用途
をサポートしています。
シングルサインオン
を有効 にする
ユーザー名やパスワードなどのドメインユーザー認証情報を入力せずに iDRAC6 にログインする場合は、このオプションを選択します。シングルサインオン(SSO)を有効に
してからログアウトした場合は、SSO を使用して再ログインできます。既に SSO を使用してログインしてからログアウトした場合や、SSO に失敗した場合は、通常のログイン
ウェブページが表示されます。
メモ: スマートカードログオンまたはシングルサインオンを有効にしても、SSH、Telnet、リモート RACADM、IPMI オーバー LAN などのコマンドラインの帯域外インタフェ
ースは無効になりません。