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プラットフォームイベントの設定
プラットフォームイベントの設定では、特定のイベントメッセージが返されたときに iDRAC6 が選択した処置を実行するように設定できます。処置には、処置の必要なし、システムの再起動、システムの
電源を入れ直す、システムの電源を切る、警告の生成(プラットフォームイベントトラップ [PET] 、電子メール)があります。
表5-8 に、フィルタ可能なプラットフォームイベントを示します。
表 5-8フィルタ可能なプラットフォームイベント
プラットフォームイベント(たとえば、バッテリープローブ警告)が発生すると、システムイベントが生成され、システムイベントログ(SEL)に記録されます。このイベントが、有効になっているプラットフォー
ムイベントフィルタ(PEF)と一致し、警告(PET または電子メール)を生成するようにフィルタを設定している場合は、設定されている 1 つまたは複数の送信先に PET または電子メール警告が送信され
ます。
同じプラットフォームイベントフィルタが別の処置(システムの再起動など)も実行するように設定されていると、その処置も実行されます。
プラットフォームイベントフィルタ(PEF) の設定
1. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします。
2. システム をクリックし 警告管理 タブをクリックします。
プラットフォームイベント 画面が表示されます。
3. プラットフォームイベントのフィルタ警告 チェックボックスをオンにします。プラットフォームの警告を有効な宛先に送信する場合は、このオプションを選択する必要があります。
4. 各イベントが発生したときに有効にする処置を以下から 1 つ選択します。
l システムの再起動 - イベントが発生すると、システムを再起動します(ウォームブート)。
l システムの電源を入れ直す - イベントが発生すると、システムを停止して電源を切ってから、再起動します(コールドブート)。
l システムの電源オフ - イベントが発生すると、システムを停止して電源を切ります。
l 処置の必要なし - イベントが発生すると、処置が実行されません。これはイベントのデフォルト設定です。
5. 警告を生成するイベントごとに、その横にある 警告の 生成 オプションを選択します。
6. 適用 をクリックします。
プラットフォームイベントトラップ(PET)の設定
1. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします。
インデックス
プラットフォームイベント
1
バッテリプローブ警告
2
バッテリプローブエラー
3
離散的電圧プローブエラー
4
温度プローブ警告
5
温度プローブエラー
6
プロセッサエラー
7
プロセッサ不在
8
ハードウェアログエラー
9
自動システム回復
10
SD カードの不具合
11
冗長性喪失
メモ: プラットフォームイベントトラップまたは電子メール警告を設定する前に、プラットフォームイベントフィルタを設定してください。
メモ: 警告の生成 列見出しの横にあるチェックボックスをクリックすると、すべてのイベントについて 警告生成を有効または無効にできます。
メモ: SNMP 警告を追加したり有効 / 無効にするには、iDRAC の設定 権限が必要です。iDRAC の設定 権限がない場合、次のオプションは使用できません。