Users Guide
ファイルが iDRAC6 にアップロードされます。この処理には数分かかる場合があります。
アップロードが完了すると、アップロード(手順 2/3) 画面が表示されます。
l イメージファイルが正しくアップロードされ、すべての検証チェックに合格した場合、ファームウェアイメージが検証されたことを示すメッセージが表示されます。
l イメージのアップロードに失敗、または検証チェックに合格しなかった場合、ファームウェアアップデート 画面に戻ります。再び iDRAC6 のアップグレードを試みるか、キャンセル を
クリックして、通常の動作モードにリセットします。
6. デフォルトでは、アップグレード後も iDRAC6 で現在の設定を保存するための 設定の 保存 チェックボックスが選択されています。設定を保存しない場合は、設定の保存 チェックボックスを選
択解除します。
7. アップデートの開始 をクリックして、アップグレードプロセスを開始します。アップグレードプロセスには割り込まないでください。
8. アップロード(手順 3/3) ウィンドウで、アップデートの状況が表示されます。ファームウェアアップグレード操作の進行状況は、進行状況 列にパーセントで表示されます。
9. ファームウェアのアップデートが完了すると、アップロード(手順 3/3) ウィンドウが結果を反映して更新され、iDRAC6 が自動的にリセットされます。現在のブラウザウィンドウを閉じ、新しい
ブラウザウィンドウを使って iDRAC6 に再接続する必要があります。
RACADM を使用した iDRAC6 ファームウェアのアップデート
リモート RACADM を使用して iDRAC6 ファームウェアをアップデートできます。
1. デルサポートサイト support.dell.com から iDRAC6 のファームウェアイメージを管理下システムにダウンロードします。
たとえば、次のとおりです。
C:\downloads\firmimg.imc
2. 次の RACADM コマンドを実行します。
たとえば、次のとおりです。
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス> -u <ユーザー名> -p <パスワード> fwupdate -g -u -a <パス>
ここでパスは、firmimg.imc が保存されている TFTP サーバー上の場所です。
DOS アップデートユーティリティの使用
DOS アップデートユーティリティを使用して iDRAC6 ファームウェアをアップデートするには、管理下サーバーを DOS で起動し、idrac16d コマンドを実行してください。コマンドの構文は次のとおり
です。
idrac16d [-f] [-i=<ファイル名>] [-l=<ログファイル>]
オプションなしで実行すると、idrac16d コマンドは現在のディレクトリにあるファームウェアイメージファイル firmimg.imc を使って iDRAC6 ファームウェアをアップデートします。
オプションは次のとおりです。
l -f - アップデートを強制します。-f オプションは、ファームウェアを以前のイメージにダウングレードする場合に使用できます。
l -i=<ファイル名> - ファームウェアイメージの名前を指定します。このオプションは、ファームウェアのファイル名をデフォルト名 firmimg.imc から変更した場合に必要です。
l -l=<ログファイル> - アップデートアクティブティからの出力を記録します。このオプションはデバッグに使用します。
USC 修復パッケージのアップデート
iDRAC6 ウェブインタフェースから USC 修復パッケージをアップデートする方法については、『Dell Lifecycle Controller ユーザーガイド』を参照してください。
IT Assistant で使用するために iDRAC6 を設定する
メモ: アップロード中にファームウェアのアップグレードプロセスを中断するには、キャンセル をクリックします。キャンセル をクリックすると、iDRAC6 が通常の動作モードにリセットさ
れます。
メモ: 設定の保存 チェックボックスをオフにすると、iDRAC6 がデフォルト設定にリセットされます。デフォルト設定では、LAN が無効になっているため、iDRAC6 ウェブインタフェース
にログインできません。LAN設定は、BIOS POST 中または CMC から iDRAC6 設定ユーティリティ を使用して再設定する必要があります。
メモ: idrac16d コマンドに誤ったパラメータを入力、
または、-h オプションを追加した場合、追加オプションの -nopresconfig が利用可能になります。このオプションは、設定情報を保存せずにファームウェアをアップデートする場合に使用しま
す。IP アドレス、ユーザー、およびパスワードなどの既存の iDRAC6 設定情報がすべてが削除されてしまうため、このオプションを使用しないことをお勧めします。