Users Guide
デフォルトに戻す
デフォルトに戻す メニュー項目を使用すると、iDRAC6 設定項目がすべて出荷時のデフォルトに戻されます。これは、システム管理者のユーザーパスワードを忘れた場合や iDRAC6 をデフォルト設
定から再設定する場合に必要になる可能性があります。
Enter キーを押して項目を選択します。次の警告メッセージが表示されます。
Resetting to factory defaults will restore remote Non-Volatile user settings. Continue? (出荷時のデフォルト設定に戻すと、リモートの不揮発性ユーザー設定
が復元されます。続行しますか?)
< NO (Cancel) > (<いいえ(キャンセル)...>)
< YES (Continue) > (<はい(続行)>)
iDRAC6 をデフォルトに戻すには、はい を選択して、Enter キーを押します。
この操作に失敗すると、次のエラーメッセージが表示されます。
l リセットコマンドの実行に失敗しました。後でもう一度行ってください。iDRAC はビジー状態です。
l 設定をデフォルト値に復元できませんでした。タイムアウトです。
l リセットコマンドを送信できません。後でもう一度行ってください。iDRAC はビジー状態です。
システムイベントログメニュー
システムイベントログ メニューでは、システムイベントログ(SEL)内のメッセージの表示とクリアができます。Enter キーを押すと、システムイベントログメニュー が表示されます。ログのエントリが
カウントされ、レコード総数と最新のメッセージが表示されます。SEL は、最大 512 個のメッセージを保持します。
項目
説明
自動検出
自動検出機能は、ネットワークでプロビジョニングされていないシステムを自動的に検出します。さらに、初期資格情報をセキュアに確立して、これらの検出されたシステムを管理できるよ
うにします。この機能を使用すると、iDRAC6 がプロビジョニングサーバーを見つけることができます。iDRAC6 とプロビジョニングサービスのサーバーは相互に認証します。リモートプロ
ビジョニングサーバーはユーザーの資格情報を送信して、iDRAC6 にユーザーアカウントを作成させます。ユーザーアカウントが作成されると、リモートコンソールは、検出プロセスで指
定された資格情報を使用して iDRAC6 と WSMAN 通信を確立し、オペレーティングシステムをリモート導入するためのセキュアな命令を iDRAC6 に送ります。
オペレーティングシステムのリモート導入の詳細については、デルサポートウェブサイト support.dell.com/manuals にある『Dell Lifecycle Controller ユーザーガイド』を参照し
てください。
自動検出を手動で有効にする前に、iDRAC6 設定ユーティリティ の別のセッションで、以下の操作を行ってください。
l NIC を有効にする(ブレードサーバー)
l IPv4 を有効にする(ブレードサーバー)
l DHCP を有効にする
l DHCP からドメイン名を取得する
l システム管理者アカウント(アカウント番号 2) を無効にする
l DHCP から DNS サーバーアドレスを取得する
l DHCP からドメイン名を取得する
自動検出機能を有効にするには、有効 を選択します。このオプションはデフォルトで 無効 になっています。自動検出機能を 有効 にした Dell システムを注文した場合、Dell システム
の iDRAC6 は リモートログインのデフォルトの資格情報なしで DHCP を有効にして出荷されます。
自動検出
(続き...)
Dell システムをネットワークに追加して自動検出機能を使用する前に、以下を確認してください。
l Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバー / ドメイン名システム(DNS)が設定されている。
l プロビジョニングウェブサービスがインストール、設定、登録されている。
プロビジョ
ニングサ
ーバー
このフィールドは、プロビジョニングサーバーを設定するのに使用します。プロビジョニングサーバーのアドレスは、IPv4 アドレスまたはホスト名の組み合わせにできます。アドレスは、
255 文字を超えてはなりません。各アドレスまたはホスト名は、カンマで区切ります。
自動検出機能を有効にした場合、自動検出プロセスの完了後、将来のリモートプロビジョニングを可能にするために、設定されたプロビジョニングサーバーからユーザー資格情報が取得
されます。
詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『Dell Lifecycle Controller ユーザーガイド』を参照してください。
アカウント
アクセス
有効 を選択すると、システム管理者アカウントが有効になります。管理者アカウントを無効にする場合、または自動検出が有効になっている場合は、無効 を選択します。
IPMI
LAN 権
限
システム管理者、ユーザー、オペレータ、アクセスなし のいずれかを選択します。
アカウント
ユーザー
名
Enter キーを押してユーザー名を編集し、終了したら <Esc> キーを押します。デフォルトのユーザー名は ルート です。
パスワー
ドの入力
管理者アカウントの新しいパスワードを入力します。入力した文字は表示されません。
パスワー
ドの確認
管理者アカウントの新しいパスワードを再入力します。入力した文字が パスワードを入力する フィールドに入力した文字と一致しない場合はメッセージが表示され、パスワードを再度入
力する必要があります。
メモ: iDRAC6 ネットワークはデフォルトで無効になっています。iDRAC6 設定ユーティリティで iDRAC6 ネットワークを有効にするまでは、ネットワーク上で iDRAC6 の設定を変更できませ
ん。