Users Guide
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iVMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
IntegratedDellRemoteAccessController6(iDRAC6)EnterpriseforBladeServersバージョン 3.0 ユーザーガイド
作業を開始する前に
ブータブルイメージファイルの作成
導入の準備
オペレーティングシステムの導入
仮想メディアコマンドラインインタフェースユーティリティの使用
統合仮想メディアコマンドラインインタフェース(iVMCLI)ユーティリティは、管理ステーションからリモートシステムの iDRAC6 に仮想メディアの機能を提供するコマンドラインインタフェースです。
iVMCLI とスクリプト方式を使用すると、ネットワーク内の複数のリモートシステムにオペレーティングシステムを導入できます。
本項では、企業ネットワークに iVMCLI ユーティリティを統合する方法について説明します。
作業を開始する前に
iVMCLI ユーティリティを使用する前に、対象となるリモートシステムと企業ネットワークが以下の項で述べる要件を満たしていることを確認してください。
リモートシステム要件
l 各リモートシステムで iDRAC6 が設定されている。
ネットワーク要件
ネットワーク共有に以下のコンポーネントが含まれている。
l オペレーティングシステムファイル
l 必要なドライバ
l オペレーティングシステムの起動イメージファイル
イメージファイルは、業界標準のブータブルフォーマットのオペレーティングシステム CD または CD/DVD ISO のイメージであることが必要です。
ブータブルイメージファイルの作成
イメージファイルをリモートシステムに導入する前に、サポートされているシステムがそのファイルから起動できることを確認してください。イメージファイルをテストするには、iDRAC6 のウェブインタフェ
ースを使用してイメージファイルをテストシステムに転送してから、システムを再起動します。
以下の項では、Linux と Windows システム用のイメージファイルの作成方法について説明します。
Linux システムのイメージファイルの作成
Linux システム用にブータブルイメージファイルを作成するには、データ複製ユーティリティ(dd) を使用します。
このユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開いて次のように入力します。
dd if=<入力デバイス> of=<出力ファイル>
例:
dd if=/dev/sdc0 of=mycd.img
Windows システム用のイメージファイルの作成
Windows イメージファイル用のデータ複製ユーティリティを選択するときには、イメージファイルと CD/DVD のブートセクターをコピーするユーティリティを選んでください。
導入の準備