Users Guide
削除モードでは、ユーザーが指定したキーまたはすべてのキーを削除できます。
racadm sshpkauth -i <2 ~ 16> -d -k <1 ~ 4>
racadm sshpkauth -i <2 ~ 16> -d -k all
サブコマンドのオプションについては、デルサポートサイト support.dell.com/manuals で 『iDRAC6 管理者リファレンスガイド』の「sshpkauth」を参照してください。
iDRAC6 ユーザーの削除
RACADM を使用する場合、iDRAC ユーザーの削除はできません。ユーザーは cfgUserAdminEnable オブジェクトでのみ無効にできます。コマンド構文は次のとおりです。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminEnable -I <インデックス>
user admins の管理の詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals で『iDRAC6 管理者リファレンスガイド』を参照してください。
電子メール警告のテスト
iDRAC6 電子メール警告機能を使用すると、管理下サーバーで重要なイベントが発生したときに電子メール警告を受信できます。次の例は、電子メール警告機能をテストして、iDRAC6
が電子メール警告をネットワークを介して正しく送信できることを確認する方法を示しています。
racadm testemail -i 2
(-i 2 は電子メール警告テーブルのインデックスエントリの 2 番です)
iDRAC6 SNMP トラップ警告機能のテスト
iDRAC6 SNMP トラップ警告機能を使用すると、管理下サーバーで発生したシステムイベントを受信するための SNMP トラップリスナーを設定できます。
次の例は、SNMP トラップ警告機能をテストする方法を示しています。
racadm testtrap -i 2
(-i 2 は電子メール警告テーブルのインデックスエントリの 2 番です)
iDRAC6 ネットワークプロパティの設定
使用可能なネットワークプロパティのリストを生成するには、次のように入力します。
racadm getconfig -g cfgLanNetworking
DHCP を使用して IP アドレスを取得するには、次のコマンドを使って cfgNicUseDhcp オブジェクトを記述し、この機能を有効にします。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 1
コマンドは、<Ctrl><E> の入力を求められたときの iDRAC6 設定ユーティリティと同じ設定機能を提供します。iDRAC6 設定ユーティリティを使用したネットワークプロパティの設定の詳細について
は、「iDRAC6 LAN」を参照してください。
次に、LAN ネットワークプロパティを設定するコマンドの使用例を示します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIpAddress 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicNetmask 255.255.255.0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicGateway 192.168.0.120
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 0
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 192.168.0.5
注意: この権限は通常、iDRAC の管理者ユーザーグループのメンバーに予約されています。ただし、「カスタム」 ユーザーグループにこの権限 を割り当てることもできます。こ
の権限のあるユーザーは、他のユーザーの設定を変更できます。これには、ユーザーの削除や、ユーザーの SSH キーの管理などが含まれます。そのため、この権限の割り
当てには注意が必要です。
メモ: 電子メール警告機能をテストする前に、SMTP と 電子メール警告のオプション が設定されていることを確認してください。詳細については、電子メール警告の設定を参照してください。
メモ: iDRAC6 SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップのオプションが正しく設定されていることを確認してください。これらのオプションを設定するには、testtrap および
testemail サブコマンドの説明を参照してください。詳細については、プラットフォームイベントトラップ(PET)の設定を参照してください。