Users Guide
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仮想メディアの設定と使用
IntegratedDellRemoteAccessController6(iDRAC6)EnterpriseforBladeServersバージョン 3.0 ユーザーガイド
概要
仮想メディアの設定
仮想メディアの実行
よくあるお問い合わせ(FAQ)
概要
コンソールリダイレクトビューアを通して仮想メディア機能を使うことで、ネットワーク上のリモートシステムに接続されているメディアに管理下サーバーからアクセスできます。 図12-1に、仮想メディア
の全体的なアーキテクチャを示します。
図 12-1仮想メディアの全体的なアーキテクチャ
仮想メディアを使うと、管理下サーバーの起動から、アプリケーションのインストール、ドライバのアップデート、新しいオペレーティングシステムのインストールまで、仮想 CD/DVD やディスケットドライ
ブからリモート実行できます。
仮想メディアは、管理下サーバーのオペレーティングシステムと BIOS に 2 つのデバイス(フロッピーディスクデバイスと光ディスクデバイス)を定義します。
管理ステーションは、物理メディアまたはイメージファイルをネットワーク経由で提供します。仮想メディアが接続していると、管理下サーバーからのすべての仮想 CD/ フロッピードライブのアクセス要
求は、ネットワーク経由で管理ステーションに転送されます。仮想メディアの接続は、管理下システムでメディアを物理デバイスに挿入する操作と同じように見えます。仮想メディアが連結状態にある場
合、管理下システム上の仮想デバイスはドライブ内にメディアが挿入されていない 2 つのドライブとして表示されます。
表12-1 に、仮想フロッピーと仮想光ドライブでサポートされているドライブ接続を示します。
表 12-1サポートされているドライブ接続
Windows ベースの管理ステーション
Windows オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで仮想メディア機能を実行するには、Internet Explorer の対応バージョンと ActiveX Control プラグインをインストールしま
す。ブラウザのセキュリティを 中 以下に設定し、Internet Explorer が署名付き ActiveX コントロールをダウンロードしてインストールできるようにします。
Internet Explorer のバージョンによっては、ActiveX のカスタムセキュリティ設定が必要な場合があります。
メモ: 仮想メディアは 128 Kbps 以上のネットワーク帯域幅を必要とします。
メモ: 接続中に仮想メディアを変更すると、システムの起動順序が停止する可能性があります。
サポートされている仮想フロッピードライブ接続
サポートされている仮想光ドライブ接続
レガシー 1.44 フロッピードライブ(1.44 フロッピーディスケット)
CD-ROM、DVD、CDRW、CD-ROM メディアのコンボドライブ
USB フロッピードライブ(1.44 フロッピーディスケット)
ISO9660 フォーマットの CD-ROM/DVD イメージファイル
1.44 フロッピーイメージ
CD-ROM メディアのある USB CD-ROM ドライブ
USB リムーバブルディスク(最小サイズ
128 MB)