Users Guide
25. 汎用 LDAP の設定と管理 概要ページに戻るには、完了 をクリックします。
26. 汎用 LDAP 設定を確認するには、テスト設定 をクリックします。
27. LDAP 設定をテストするディレクトリユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。フォーマットは、使用される ユーザーログインの属性 に依存し、入力されるユーザー名は選択した属性値
と一致する必要があります。
テスト結果およびテストログが表示されます。これで、汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定を完了しました。
よくあるお問い合わせ(FAQ)
Active Directory ログインの問題
Active Directory シングルサインオンを使用して iDRAC6 にログインするには約 4 分かかります。
通常の Active Directory シングルサインオンによるログインの所要時間は、10 秒以内ですが、iDRAC6 ネットワーク ページで 優先 DNS サーバー と 代替 DNS サーバー を指定し、優先
DNS サーバーでエラーが発生した場合には、4 分近くかかることがあります。DNS サーバーがダウンしていると、タイムアウトになります。iDRAC6 は代替 DNS サーバーを使用してログインを処理し
ます。
Windows Server 2008 Active Directory にあるドメインに Active Directory を設定し、次のように設定しました。ドメインには子ドメ
イン(サブドメイン)があり、ユーザーとグループは同じ子ドメインにあります。ユーザーはグループのメンバーです。この場合、子ドメインにある
ユーザーを使用して iDRAC6 にログインしようとすると、Active Directory シングルサインオンに失敗します。
これはグループタイプの間違いが原因と考えられます。Active Directory サーバーには次の 2 種類のグループがあります。
l セキュリティ:セキュリティグループを使用すると、ユーザーとコンピュータの共有リソースへのアクセスを管理したり、グループポリシーの設定をフィルタしたりできます。
l 配布:配布グループは、電子メール配布リストとして使用するだけが目的です。
グループタイプが常に セキュリティ であることを確認してください。配布グループを使用してオブジェクトに権限を割り当てたり、グループポリシー設定をフィルタすることはできません。
Active Directory ログインに失敗しました。どうすればいいですか。
iDRAC6 は、ウェブインタフェースで診断ツールを提供します。
1. ウェブインタフェースから、システム管理者権限のあるローカルユーザーとしてログインします。
2. システムツリーで、システム ® リモートアクセス ® iDRAC6 ® ネットワーク / セキュリティ タブ® ディレクトリサービス ® Microsoft Active Directory の順でクリックします。
Active Directory 概要の画面が表示されます。
3. 画面の下までスクロールし、テストの設定 をクリックします。
Active Directory 設定のテスト 画面が表示されます。
4. テストユーザー名とパスワードを入力し、テストの開始 をクリックします。
iDRAC6 は、順を追ってテストを実行し、各ステップの結果を表示します。また、iDRAC6 は問題解決に役立つ詳細なテスト結果もログに記録します。
問題が解消されない場合は、Active Directory 設定を設定し、ユーザー設定を変更して、テストユーザーが認証手順に成功するまで、テストを繰り返し実行します。
証明書の検証を有効にしましたが、Active Directory のログインに失敗しました。GUI から診断を実行しましたが、テスト結果に次のエラー
メッセージが表示されています。問題は何ですか。また、どのように修復できますか。
ERROR(エラー): Can't contact LDAP server(LDAP サーバーと通信できません)、error(エラー):14090086:SSL routines(SSL ルーチ
ン):SSL3_GET_SERVER_CERTIFICATE:certificate verify failed(証明書の検証に失敗しました): Please check the correct Certificate Authority (CA)
certificate has been uploaded to iDRAC(iDRAC に正しい認証局(CA)証明書がアップロードされていることを確認してください。) iDRAC の日付が証明書の有効期
限内かどうか、また iDRAC で設定されたドメインコントローラのアドレスがディレクトリサーバーの証明書の件名と一致するかどうか確認してください。
証明書の検証が有効になっていると、iDRAC6 がディレクトリサーバーとの SSL 接続を確立したときに、iDRAC6 はアップロードされた CA 証明書を使用してディレクトリサーバーの証明書を検証しま
す。認証の検証を失敗する最も一般的な理由として、次が挙げられます。
メモ: 「証明書の検証を有効にする」が選択された状態で LDAP 設定をテストする場合、LDAP サーバーは IP アドレスではなく、FQDN で識別されなければなりません。IP アドレスで LDAP
サーバーが識別される場合、iDRAC6 が LDAP サーバーと通信できないため、証明書の検証は失敗します。










