Users Guide
RACADM を使用した iDRAC6 ファームウェアのアップデート
リモート RACADM を使用して iDRAC6 ファームウェアをアップデートできます。
1. デルのサポートウェブサイト support.dell.com から iDRAC6 のファームウェアイメージを管理下システムにダウンロードします。
例:
C:\downloads\firmimg.imc
2. 次の RACADM コマンドを実行します。
例:
racadm -r <iDRAC6 IP アドレス> -u <ユーザー名> -p <パスワード> fwupdate -g -u -a <パス>
ここでパスは、firmimg.imc が保存されている TFTP サーバー上の場所です。
DOS アップデートユーティリティの使用
DOS アップデートユーティリティを使用して iDRAC6 ファームウェアをアップデートするには、管理下サーバーを DOS で起動し、idrac16d コマンドを実行してください。コマンドの構文は次のとおり
です。
idrac16d [-f] [-i=<ファイル名>] [-l=<ログファイル>]
オプションなしで実行すると、idrac16d コマンドは現在のディレクトリにあるファームウェアイメージファイル firmimg.imc を使って iDRAC6 ファームウェアをアップデートします。
オプションは次のとおりです。
l -f - アップデートを強制します。-f オプションは、ファームウェアを以前のイメージにダウングレードする場合に使用できます。
l -i=<ファイル名> - ファームウェアイメージの名前を指定します。このオプションは、ファームウェアのファイル名をデフォルト名 firmimg.imc から変更した場合に必要です。
l -l=<ログファイル> - アップデートアクティブティからの出力を記録します。このオプションはデバッグに使用します。
ブラウザのキャッシュをクリアします。
iDRAC6 の最新機能を使用するには、ブラウザのキャッシュをクリアして、システムに保管されている可能性のある古いウェブページを除去 / 削除してください。
USC 修復パッケージのアップデート
iDRAC6 ウェブインタフェースから USC 修復パッケージをアップデートする方法については、『Dell Lifecycle Controller ユーザーガイド』を参照してください。
IT Assistant で使用するために iDRAC6 を設定する
Dell OpenManage IT Assistant は、Simple Network Management Protocol(SNMP)バージョン 1 とバージョン 2c および Intelligent Platform Management Interface(IPMI)
バージョン 2.0 に準拠した管理下デバイスを検出できます。
iDRAC6 は、IPMI v2.0 に準拠しています。本項では、iDRAC6 を IT Assistant で検出、監視するように設定する手順を説明します。これには、iDRAC6 設定ユーティリティを使用する方法と
iDRAC6 のグラフィカルウェブインタフェースを使用する方法があります。
iDRAC6 設定ユーティリティを使用して検出と監視を有効にする方法
iDRAC6 が IPMI を検出して iDRAC6 設定ユーティリティレベルで警告トラップを送信するように設定するには、管理下サーバー(ブレード)を再起動し、iKVM とリモートモニタとキーボードかコンソー
ルキーボードまたはシリアルオーバー LAN(SOL)接続を使用して電源を入れる必要があります。リモートアクセスセットアップにアクセPress <Ctrl-E> for Remote Access Setup (ス
するには <Ctrl-E> キーを押しますが)、表示されたら、<Ctrl><E> キーを押します。
iDRAC6 設定ユーティリティ 画面が表示されたら、方向キーを使用して下へスクロールします。
1. IPMI オーバー LAN を有効にする
2. サイトの RMCP+ 暗号化キーを入力します(使用されている場合)。
メモ: idrac16d コマンドに誤ったパラメータを入力、
または、-h オプションを追加した場合、追加オプションの -nopresconfig が利用可能になります。このオプションは、設定情報を保存せずにファームウェアをアップデートする場合に使用しま
す。IP アドレス、ユーザー、およびパスワードなどの既存の iDRAC6 設定情報がすべてが削除されてしまうため、このオプションを使用しないことをお勧めします。










