Users Guide
iDRAC6 からリモートファイル共有(RFS)機能を使用すると、ネットワーク共有にある CD/DVD ISO イメージファイルを指定し、NFS または CIFS を使って CD または DVD としてマウントして、管理
下サーバーのオペレーティングシステムで仮想ドライブとして使用可能にできます。
CIFS 共有イメージのパスは次の形式で指定します。
//<IP アドレスまたはドメイン名>/<共有名>/<イメージのパス>
NFS 共有イメージのパスは次の形式で指定します。
<IP アドレス>:/<イメージファイルのパス>
ユーザー名にドメイン名が含まれる場合、ユーザー名は <ユーザー名>@<ドメイン> の形式で入力する必要があります。たとえば、user1@dell.com は有効なユーザー名ですが、dell\user1
は有効なユーザー名ではありません。
IMG 拡張子が付くファイル名は、仮想フロッピーとしてリダイレクトされ、ISO 拡張子が付くファイル名は、仮想 CDROM としてリダイレクトされます。リモートファイル共有は、イメージファイル形
式 .IMG と .ISO のみをサポートしています。
RFS 機能は、iDRAC6 の基礎となる仮想メディア実装を利用します。RFS のマウントを行うには、仮想メディアの権限が必要です。仮想ドライブが既に仮想メディアによって使用されている場合、同ドラ
イブを RFS としてマウントすることはできません。その逆も同様です。RFS が機能するためには、iDRAC6 の仮想メディアは、連結 または 自動連結 モードになっている必要があります。
RFS の接続状態は、iDRAC6 ログでご覧になれます。接続が完了すると、RFS マウントされた仮想ドライブは、iDRAC6 からログアウトしても、切断されません。iDRAC6 がリセットされた、あるいはネ
ットワーク接続が切断された場合に、RFS 接続が終了します。また、RFS 接続を終了するために、CMC で GUI およびコマンドラインオプションも利用できます。CMC からの RFS 接続は、iDRAC6
の既存の RFS マウントに常に優先します。
iDRAC ウェブインタフェースを介してリモートファイル共有を有効にするには、次のようにします。
1. サポートされているウェブブラウザのウィンドウを開きます。
2. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします。
3. システム ® リモートファイル共有 タブの順に選択します。
リモートファイル共有 画面が表示されます。
表2-3 はリモートファイル共有の設定一覧です。
表 2-3リモートファイルサーバーの設定
ファイル共有の接続を確立するには、接続 をクリックします。接続が確立した後、接続 ボタンは無効になります。
リモートファイル共有の場合、リモート RACADM コマンドは
racadm remoteimage です。
racadm remoteimage <オプション>
以下のオプションがあります。
-c:イメージを接続
-d:イメージを切断
-u <ユーザー名>:ネットワーク共有にアクセスするユーザー名
-p <パスワード>:ネットワーク共有にアクセスするパスワード
-l <イメージの場所>:ネットワーク共有上のイメージの場所(場所を二重引用符で囲む)
-s:現在の状態を表示
メモ: この機能は IPv4 アドレスでのみ機能します。IPv6 アドレスは現在サポートされていません。
メモ: iDRAC6 VFlash 機能と RFS には、関連性がありません
属性
説明
ユーザー名
NFS/CIFS ファイルシステムに接続するユーザー名。
パスワード
NFS/CIFS ファイルシステムに接続するパスワード。
イメージファイルのパス
リモートファイル共有を通して共有するファイルのパス。
状態
接続済み:ファイルが共有されています。
未接続:ファイルは共有されていません。
接続中... :共有に接続中のビジー状態 です。
メモ: リモートファイル共有を設定した場合でも、セキュリティ上の理由から、GUI はこの情報を表示しません。










