Users Guide
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[cfgLanNetworking]
cfgNicIpAddress=10.35.9.143
# comment, the rest of this line is ignored (コメント、以下の行は無視されます)
cfgNicGateway=10.35.9.1
iDRAC6 への設定ファイルのロード
racadm config -f <ファイル名> コマンドは、有効なグループとオブジェクト名が存在し、構文ルールに従っていることを検証するために設定ファイルを解析します。ファイルにエラーがなければ、
このファイルの内容で iDRAC6 データベースがアップデートされます。
設定ファイルのエラーには、検出された行番号のフラグと、その問題を説明した簡単なメッセージが付きます。設定ファイルで iDRAC6 をアップデートする前に、すべてのエラーを修正する必要がありま
す。
racadm config -f <ファイル名> コマンドを実行する前に、racreset サブコマンドを実行して iDRAC6 をデフォルト設定にリセットできます。ロードする設定ファイルに目的のオブジェクト、ユー
ザー、索引、他のパラメータがすべて含まれていることを確認してください。
設定ファイルで iDRAC6 をアップデートするには、次のコマンドを実行します。
racadm -r <リモート iDRAC6 IP> -u <ユーザー> -p <パスワード> config -f myconfig.cfg
コマンドが完了したら、RACADM getconfig サブコマンドを実行すると、アップデートが正常に終了したことを確認できます。
複数の iDRAC6 の設定
設定ファイルを使用して、同じプロパティを備えた他の iDRAC6 を設定できます。複数の iDRAC6 を設定するには、次の手順に従ってください。
1. 他の iDRAC6 に複製する iDRAC6 の設定から設定ファイルを作成します。次のコマンドを入力します。
racadm -r <リモート iDRAC6 IP> -u <user> -p <パスワード> getconfig -f <filename>
<ファイル名> は myconfig.cfg など、iDRAC6 のプロパティを保存するファイルの名前です。
以下の例は、リモート RACADM コマンドを使用して複数の iDRAC6 を設定する方法を紹介しています。管理ステーションでバッチファイルを作成し、バッチファイルからリモート racadm コマ
ンドを呼び出します。
例:
racadm -r <サーバー IP 1> -u <ユーザー> -p <パスワード> config -f myconfig.cfg
racadm -r <サーバー IP 2> -u <ユーザー> -p <パスワード> config -f myconfig.cfg
...
詳細については、「iDRAC6 設定ファイルの作成」を参照してください。
2. 前の手順で作成した設定ファイルを編集し、コピーしたくない設定を削除またはコメントアウトします。
3. 設定したい iDRAC6 がある管理下サーバーのそれぞれにアクセスできるネットワークドライブに、編集した設定ファイルをコピーします。
4. 各 iDRAC6 に次の設定を行います。
a. 管理下サーバーにログインし、コマンドプロンプトを開始します。
b. iDRAC6 の設定をデフォルト設定から変更するには、次のコマンドを入力します。
racadm racreset
c. 次のコマンドを使用して、設定ファイルを iDRAC6 にロードします。
racadm -r <リモート iDRAC6 IP> -u <ユーザー> -p <パスワード> config -f <ファイル名>
<ファイル名> は、作成した設定ファイルの名前です。ファイルが作業ディレクトリにない場合は、完全パスを含めてください。
メモ: 構文のみを検証し、iDRAC6 データベースをアップデートしない場合は、config サブコマンドに -c オプションを追加します。
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用すると、データベースと C iDRAC6 NIC の設定は元のデフォルト設定にリセットされ、ユーザーとユーザー設定がすべて削除されます。root (ルー
ト)ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザーの設定もデフォルトにリセットされます。
メモ: 設定ファイルによっては、他の iDRAC6 にファイルをエクスポートする前に変更うる必要のある固有の iDRAC6 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれています。