Users Guide
1. ユーザー名を設定します。
2. パスワードを設定します。
3. ログインを iDRAC6 ユーザー権限に設定します。
4. ユーザーを有効にします。
例
次の例は、パスワードが「123456」で iDRAC6 へのログイン権限のある「John」という新しいユーザーを追加する方法を示しています。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i2john
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPassword -i2123456
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i20x00000001
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminEnable -i21
新規ユーザーを検証するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
racadm getconfig -u john
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i2
権限のある iDRAC6 ユーザーを有効にする
ユーザーに特定の管理者権限(役割[ロール]ベース)を与えるには、cfgUserAdminPrivilege プロパティを、表15-3 に示した値から構成されるビットマスクに設定します。
表 15-3ユーザー権限に応じたビットマスク
たとえば、ユーザーに iDRAC の設定、ユーザーの設定、ログのクリア、コンソールリダイレクトへのアクセス の各権限を与えるには、0x00000002、0x00000004、0x00000008、
0x00000010 の値を追加してビットマップ 0x0000002E を構成します。続いて、次のコマンドを入力して権限を設定します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i2 0x0000002E
iDRAC6 ユーザーの削除
RACADM を使用している場合は、ユーザーを手動で個別に無効にする必要があります。設定ファイルを使用してユーザーを削除することはできません。
次の例では、RAC ユーザーの削除に使用できるコマンド構文を示します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i <インデックス> ""
二重引用符の("")のヌル文字列は、指定した索引のユーザー設定を削除して、出荷時のデフォルトにリセットするように iDRAC6 に指示します。
電子メール警告のテスト
iDRAC6 電子メール警告機能を使用すると、管理下サーバーで重要なイベントが発生したときに電子メール警告を受信できます。次の例は、電子メール警告機能をテストして、iDRAC6
が電子メール警告をネットワークを介して正しく送信できることを確認する方法を示しています。
racadm testemail -i 2
(-i 2 は電子メール警告テーブルのインデックスエントリの 2 番です)
ユーザー権限
権限ビットマスク
iDRAC6 へのログイン
0x00000001
iDRAC6 の設定
0x00000002
ユーザーの設定
0x00000004
ログのクリア
0x00000008
サーバーコントロールコマンドの実行
0x00000010
コンソールリダイレクトへのアクセス
0x00000020
仮想メディアへのアクセス
0x00000040
テスト警告
0x00000080
デバッグコマンドの実行
0x00000100