Users Guide
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仮想メディアの設定と使用法
IntegratedDell™RemoteAccessController6( iDRAC6)EnterpriseforBladeServersバージョン 2.1 ユーザーガイド
概要
仮想メディアの設定
仮想メディアの実行
よくあるお問い合わせ(FAQ)
概要
コンソールリダイレクトビューアからアクセスする 仮想メディア機能は、ネットワーク上のリモートシステムに接続しているメディアへのアクセスを管理下サーバーに提供します。 図14-1は、仮想メデ
ィアの全体的なアーキテクチャを示します。
図 14-1仮想メディアの全体的なアーキテクチャ
仮想メディアを使用すると、管理下サーバーの起動から、アプリケーションのインストール、ドライバのアップデート、新しいオペレーティングシステムのインストールまで、仮想 CD/DVD およびディスケ
ットドライブからリモートで実行できます。
仮想メディアは、管理下サーバーのオペレーティングシステムと BIOS に 2 つのデバイス(フロッピーディスクデバイスとオプティカルディスクデバイス)を定義します。
管理ステーションは、物理的なメディアまたはイメージファイルをネットワーク経由で提供します。仮想 メディアが接続していると、管理下サーバーからのすべての仮想 CD/ フロッピードライブのアクセ
ス要求がネットワーク経由で管理ステーションに転送されます。仮想メディアの接続は、メディアを管理下システムの物理デバイスに挿入する操作と同じように見えます。仮想メディアが連結状態にあ
る場合、管理下システム上の仮想デバイスはドライブ内にメディアがインストールされていない 2 つのドライブとして表示されます。
表14-1 は、仮想フロッピーと仮想オプティカルドライブでサポートされているドライブ接続です。
表 14-1サポートされているドライブ接続
Windows ベースの管理ステーション
Windows オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで仮想メディア機能を実行するには、Internet Explorer の対応バージョンと ActiveX Control プラグインをインストールしま
す。ブラウザのセキュリティを 中 以下に設定し、Internet Explorer が署名付き ActiveX コントロールをダウンロードしてインストールできるようにします。
Internet Explorer のバージョンによっては、ActiveX のセキュリティ設定をカスタマイズする必要があります。
メモ: 仮想メディアは 128 Kbps 以上のネットワーク帯域幅を必要とします。
メモ: 接続中に仮想メディアを変更すると、システムの起動シーケンスが停止する可能性があります。
サポートされている仮想フロッピードライブ接続
サポートされている仮想オプティカルドライブ接続
レガシー 1.44 フロッピードライブ(1.44 フロッピーディスケット)
CD-ROM、DVD、CDRW、CD-ROM メディアとのコンボドライブ
USB フロッピードライブ(1.44 フロッピーディスケット)
ISO9660 フォーマットの CD-ROM/DVD イメージファイル
1.44 フロッピーイメージ
CD-ROM メディアのある USB CD-ROM ドライブ
USB リムーバブルディスク(最小サイズ
128 MB)