Users Guide
電力バジェット 画面が表示されます。
電力バジェット情報 の表には、現在のシステム設定における電力しきい値の最小および最大値が表示されます。これらの情報は、高負荷環境におけるしきい値が設定されたシステムの AC 電力消費
量の範囲をカバーします。
l 最小潜在電力消費量 は、電力バジェットの最小しきい値を表します。
l 最大潜在電力消費量 は、電力バジェットの最大しきい値を表します。この値は、現在のシステム設定の絶対的な最大電力消費量でもあります。
RACADM の使用
管理下サーバーで、コマンドラインインタフェースを開き、次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g cfgServerPower
電力バジェットのしきい値
電力バジェットしきい値を有効にすると、システム電力が制限されます。指定したしきい値内に消費電力を維持するために、システムパフォーマンスが動的に調整されます。
低負荷環境では実際の電力消費量の方が少ない場合もあり、パフォーマンスの調整が完了するまでは、一時的にしきい値を下回る可能性があります。
ウェブインタフェースの使用
1. iDRAC6 ウェブインタフェースにログインします。
2. システム ツリーで システム をクリックします。
3. 電源管理 タブをクリックして、電力バジェット をクリックします。
電力バジェット 画面が表示されます。
4. 電力バジェットしきい値 をクリックします。
電力バジェットしきい値 表にはシステムの電力制限に関する情報が表示されます。
l 有効 は、システムが電力バジェットしきい値を守るかどうかを示します。
l ワット単位のしきい値 と BTU/時単位のしきい値 は、制限値をそれぞれ AC ワット単位と BTU/時で表示します。
l パーセント単位のしきい値(最大) には、電力上限範囲のパーセントが表示されます。
RACADM の使用
管理下サーバーで、コマンドラインインタフェースを開き、次のコマンドを入力します。
ローカル RACADM から電力バジェットしきい値データを表示するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g cfgServerPower -o cfgServerPowerCapWatts
<電力上限値 AC ワット>
racadm getconfig -g cfgServerPower -o cfgServerPowerCapBTUhr
returns <電力上限値 BTU/時>
racadm getconfig -g cfgServerPower -o cfgServerPowerCapPercent
returns <電力上限値 %>
電源制御
iDRAC6 では、電源オン、リセット、正常なシャットダウン、マスク不可割り込み(NMI)、パワーサイクル などをリモートから実行できます。再起動時と電源のオン / オフ時に、オペレーティングシステム
を通した正常なシャットダウンを実行するには、電源制御 画面を使用します。
メモ: 出力の詳細を含む cfgServerPower の詳細については、「cfgServerPower」 を参照してください。
メモ: 電力バジェットしきい値は、読み取り専用であるため、iDRAC6 で有効にしたり、設定を変更することはできません。
メモ: 出力の詳細を含む cfgServerPower の詳細については、「cfgServerPower」 を参照してください。