Users Guide
1. iDRAC6 ウェブインタフェースをスタートします。
2. システムツリー中、次を選びます System® Remote Access® iDRAC。
3. Update(アップデート)タブをクリックします。
Firmware Update(ファームウェアのアップデート)ページが表示されます。
4. この更新 (ステップ 4の1) セクション中、ダウンロードしたファームウェアのイメージをブラウズ をクリックして見つけます。つぎのフィールドでパスワードを見つけることも出来ます。例:
C:\Updates\V1.0\<イメージ名>.
デフォルトのファームウェアイメージ名は firmimg.imc です。
5. アップロード をクリックします。
ファイルは iDRAC6 アップロードされます。This may take several minutes to complete.
アップロードが完了しますと ファームウェアアップデート - 検証 (4ページ中の2) 画面が表示されます。
l イメージファイルが正しくアップロードされ、すべての検証チェックに合格した場合、ファームウェアイメージが 確認されたことを示すメッセージが表示されます。
l イメージがうまくアップロードされなかった、または検証チェックにパスしなかった場合は、ファームウェアのアップデートは ファームウェアアップデート 画面に戻ります。iDRAC6 のア
ップグレードを再び行なうことも、あるいは キャンセル をクリックして iDRAC6 を通常の操作モードにリセットすることも出来ます。
6. デフォルトでは、アップグレード後も iDRAC で現在の設定を保存するための設定の保存 チェックボックスが選択されています。設定を保存しない場合は、設定の 保存 チェックボックスを選択
解除します。
7. アップデートの開始 をクリックして、アップグレードプロセスを開始します。アップグレードプロセスには割り込まないでください。
8. ファームウェアアップデート - アップデート(3/4 ページ)ウィンドウには、アップグレードのステータスが表示されます。ファームウェアアップグレード操作の進行状況は、進行状況 列にパ
ーセントで表示されます。
9. ファームアップデートが完了すると、ファームウェアアップデート - アップデート結果(4/4 ステップ) ウィンドウが表示され、iDRAC は自動的にリセットされます。現在のブラウザウィンド
ウを閉じ、新しいブラウザウィンドウを使って iDRAC に再接続する必要があります。
DOS アップデートユーティリティの使用
DOS アップデートユーティリティを使用して iDRAC6 ファームウェアをアップデートするには、管理下サーバーを DOS で起動し、idrac16d コマンドを実行してください。コマンドの構文は次のとおり
です。
idrac16d [-f] [-i=<ファイル名>] [-l=<ログファイル>]
オプションなしで実行すると、idrac16d コマンドは現在のディレクトリにあるファームウェアイメージファイル firmimg.imc を使って iDRAC ファームウェアをアップデートします。
オプションは次のとおりです。
l -f - アップデートを強制します。-f オプションは、ファームウェアを以前のイメージにダウングレードする場合に使用できます。
l -i=<filename> - ファームウェアイメージのファイル名を指定します。このオプションは、ファームウェアのファイル名をデフォルト名 firmimg.imc から変更した場合に必要です。
l -l=<ログファイル> - アップデートアクティブティからの出力をログします。このオプションはデバッグに使用します。
デジタル署名の検証
デジタル署名はファイルの署名者の身元を認証するために使用され、署名後に内容が変更されていないことを証明します。
デジタル署名を検証する Gnu Privacy Guard(GPG)をまだシステムにインストールしていない場合は、これをインストールしてください。標準的な検証方法を使用するには、次の手順に従います。
1. Dell Linux GPG 公開キーがまだない場合は、lists.us.dell.com に移動し、Dell GPG 公開キー リンクをクリックして ダウンロードします。ファイルをローカルシステムに保存します。デフ
ォルト名は linux- security- publickey.txt です。
メモ: ファームウェアをアップデートするには、iDRAC がアップデートモードになっている必要があります。このモードでは、アップデートプロセスをキャンセルした場合でも iDRAC6 は
自動的にリセットされます。
メモ: アップロード中にファームウェアのプロセスを中止したいときは Cancel をクリックします.iDRAC6 は Cancel をクリックすることによって通常の操作モードにリセットされます。
メモ: もし設定保持チェックボックスを非選択状態にしますと、 iDRAC6 はそのデフォールト設定にリセットされます。このデフォールト設定では、LAN は無効化され、iDRAC6 ウェブイ
ンターフェースにはログインできなくなります。.BIOS POST中に LAN設定を iDRAC6 Configuration Utility を使用して設定しなければなりません。
メモ: もし正しくない引数を idrac16d コマンドあるいはサプライに入力すると この -h オプションで、あなたは別のオプション -nopresconfig がユーザーセージアウトプットにあるのに気
付くでしょう。このオプションは、設定情報を保存せずにファームウェアをアップデートする場合に使用します。このオプションは、IP アドレス、ユーザー、パスワードなど、既存の iDRAC6 設定情
報をすべて削除するため、デルのサポート担当者からの明示的な指示があった場合にのみ使用してください。