Users Guide
iDRAC6 ウェブインターフェースあるいは SM-CLP を使用して iDRAC6 ファームウェアを更新する、またはCMCウェブインターフェースを使用して iDRAC6 を回復するには、自己解凍アーカイブとし
てパッケージされているバイナリーイメージをダウンロードします。
管理下サーバーから iDRAC6 ファームウェアをアップデートするには、アップデートする iDRAC6 のサーバーで実行しているオペレーティングシステム専用の Dell アップデートパッケージ(DUP)を
ダウンロードします。
DOS iDRAC6 ファームウェアアップデートユーティリティを使用して iDRAC ファームウェアをアップデートするには、自己解凍式のアーカイブファイルにパッケージ化されたアップデートユーティリティ
とバイナリイメージの両方をダウンロードします。
Executing the Firmware Update
Linux または Microsoft Windows 用の Dell アップデートパッケージを使用するには、管理下サーバーでオペレーティングシステム専用の DUP を実行してください。
SM-CLP load コマンドを使用する場合は、簡易ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバーが iDRAC6 に配信できるディレクトリにファームウェアのバイナリイメージを保存してください。「SM-CLP を使
用した iDRAC6 ファームウェアのアップデートを参照してください。
iDRAC6 ウェブインタフェースまたは CMC ウェブインタフェースを使用する場合は、ウェブインタフェースを実行している管理ステーションにアクセスできるディスクにファームウェアのバイナリイメージを
格納してください。「iDRAC6 ファームウェアのアップデートを参照してください。
CMC ウェブインターフェースあるいは CMC RACADM を使って iDRAC6 ファームウェアを更新できます。この機能は iDRAC6 ファームウェアがノーマルモードのときにも、データ破損の時にも使え
ます。「アップデートCMC を使った iDRAC6 ファームウェアのアップデートを参照してください。
アクティブX プラグインを削除中
ファームウェアが互換性あるActiveXプラグインをインストールするためには、現存するウインドウベースのマネジメントステーション上の Internet Explorer ActiveXブラウザのプラグインはどれもす
べて削除せねばなりません。
Internet Explorer 6からActiveXプラグインを削除する方法:
1. 次を開ける: C:\WINDOWS\Downloaded Program Files。
2. 次のファイルを削除する DELL IDRAC 11G AVCView.
Internet Explorer 7からActiveXプラグインを削除する方法:
1. Internet Explorer 7を開く。
2. 必要に応じて <Alt> キーを押してメニューバーを表示。
3. 次をクリックする。 Tools® Manage Add-ons® Enable or Disable Add-ons.
4. Show ドロップダウンメニューから Manage Add-ons ウインドウ中の Downloaded ActiveX Controls (32-bit) を選ぶ 。
5. 有効化 リストの DELL IDRAC 11G AVCView をクリックし、Delete ActiveX セクション中の Delete ボタンをクリックします。
6. OK をクリックします。
CMC ウェブインタフェースの使用
メモ: iDRAC ファームウェアアップデートが開始すると、既存の iDRAC6 セッションがすべて切断され、アップデートプロセスが完了するまで新しいセッションは実行できません。
メモ: シャーシのファンは iDRAC 6ファームウェアアップデート中 100% で稼動します。アップデートが完了すると、正常なファン速度制御が再開されます。これは正常な動作で、センサー情
報を CMC に送信できないときにサーバーをオーバーヒートから保護するように設計されています。
メモ: iDRAC6 ウェブインターフェースにより、iDRAC6 設定をファクトリーデフォールトにリセットすることも出来ます。
メモ: CMC が iDRAC6 ファームウェアを更新後、iDRAC6 は SSL証明用に新しい SHA1 と MD5 キーを生み出します。このキーはオープンしているウェブブラウザのキーとは異なるため、
ファームウェアアップデートの完了後に iDRAC6 に接続されているブラウザウィンドウはすべて閉じてください。ブラウザウィンドウを閉じないと、無効な 証明書 というエラーメッセージが表示さ
れます。
メモ: iDRAC6 ファームウェアをバージョン 1.20 から以前のバージョンにバックデートする(戻す)場合は、ファームウェアが互換性のある ActiveX プラグインバージョンをインストールできる
ように、Windows ベースの管理ステーションにある既存の Internet Explorer ActiveX ブラウザプラグインを削除する必要があります。 詳細については、「アクティブX プラグインを削除
中」を参照してください。
注意: もし iDRAC6ファームウェアの更新中に障害が生じるとiDRAC6 ファームウェアが破損することがあるので、そうなった場合は iDRAC6 ウェブインターフェースを使って
回復することが出来ます。
メモ: ファームウェアアップデートは、デフォルトで現在の CMC 設定を保持します。この更新が進行している最中に iDRAC6 設定をファクトリーデフォールトにリセットするよう選択することも
出来ます。設定を出荷時のデフォルト設定にすると、アップデート完了時に外部ネットワークアクセスが無効になります。iDRAC6 設定ユーティリティーでネットワークを有効化し、設定しなけれ
ばなりません。