Users Guide
1. /system1/sp1/enetport1/lanendpt1/ipendpt1: で NIC プロパティの新しい値を設定します。
¡ oemdell_nicenable - iDRAC6 ネットワークを有効にするには 1、無効にするには 0 に設定します。
¡ ipaddress - IP アドレス
¡ subnetmask - サブネットマスク
¡ oemdell_usedhcp - DHCP の使用を有効にして ipaddress および subnetmask プロパティを設定するには 1、静的な値を設定するには 0 に設定します。
2. committed プロパティを 1 に設定して新しい値をコミットします。
commit プロパティの値が 1 の場合、プロパティの現在の設定はアクティブです。いずれかのプロパティを変更すると、commit プロパティが 0 にリセットされ、その値がコミットされていないことを示
します。
変更をコミットすると、新しいネットワーク設定が有効になり、Telnet または SSH セッションが終了します。このコミット手順を導入すると、SM-CLP コマンドをすべて完了するまでセッションの終了を延
期できます。
表14-7 は、SM-CLP を使用した iDRAC6 プロパティの設定例を示しています。
表 14-7SM-CLP を使用した iDRAC6 ネットワークプロパティの設定
SM-CLP を使用した iDRAC6 ファームウェアのアップデート
SM-CLP を使用して iDRAC6 をアップデートするには、Dell アップデートパッケージの TFTP URI を把握している必要があります。
SM-CLP を使用してファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行してください。
1. Telnet または SSH を使用して iDRAC6 にログインします。
2. 次のコマンドを入力して、現在のファームウェアバージョンを確認します。
version
3. 次のコマンドを入力します。
load -source tftp://<TFTP サーバー>/<アップデートパス> /system1/sp1
<TFTP サーバー> は TFTP サーバーの DNS 名または IP アドレス、<アップデートパス> は TFTP サーバー上のアップデートパッケージのパスです。
開いている Telnet または SSH セッションは終了します。ファームウェアアップデートが完了するまで数分かかる場合があります。
4. 新しいファームウェアが書き込まれたことを確認するには、新しい Telnet または SSH セッションを起動し、version コマンドをもう一度入力します。
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メモ: commit プロパティは、/system1/sp1/enetport1/lanendpt1/ipendpt1 MAP 場所のプロパティのみに影響します。その他の SM-CLP コマンドはすべて瞬時に有効にな
ります。
メモ: ローカル RACADM を使用して iDRAC6 ネットワークプロパティを設定する場合、ローカル RACADM はネットワーク接続に依存しないため、変更内容は瞬時に反映されます。
操作
構文
iDRAC6 NIC プロパティの場所へ移動します。
->cd /system1/sp1/enetport1/lanendpt1/ipendpt1
新しい IP アドレスを設定します。
->set ipaddress=10.10.10.10
サブネットマスクを設定します。
->set subnetmask=255.255.255.255
DHCP フラグをオンにします。
->set oemdell_usedhcp=1
NIC を有効にします。
->set oemdell_nicenable=1
変更をコミットします。
->set committed=1