Users Guide
3. iDRAC6 ユーザーネーム と パスワード を管理下システムの iDRAC6 用として供します。iDRAC のユーザー名とパスワードを割り当て、これらを iDRAC6 の不揮発性ストレージに保存す
る必要があります。
4. IPMI 暗号鍵を iDRAC で設定した場合は、それを入力します。
5. メインメニュー中のリモートサーバー用にシリアルオーバーLAN を設定する (オプション 2) を選びます。
SOL 設定メニューが表示されます。現在の SOL 状態によって SOL 設定メニューの内容は次のように変わります。
l SOL が既に有効になっている場合、現在の設定が表示されて 3 つの選択肢が提示されます。
1. Disable Serial-Over-LAN (シリアルオーバー LAN を無効にする)
2. Change Serial-Over-LAN settings (シリアルオーバー LAN の設定を変更する)
3. Cancel (キャンセル)
l SOL が有効化された場合は、SOL ボーレートは iDRAC6 のそれと一致していること、およびコンソールリダイレクトに必要なアドミニストレータの最小 iDRAC6 ユーザー特権レベル
に一致していることを確認します。
l 現在 SOL が無効になっている場合は、 Y と入力して SOL を有効にするか、N を入力して SOL を無効のままにします。
l メインメニューの中からアクティブコンソール・リダイレクション (オプション 3) を選びます。
リモート管理下システムのテキストコンソールが管理ステーションにリダイレクトされます。
7. メインメニューの中から リブートおよびアクティブコンソール・リダイレクション (オプション 4) を選びます (任意選択)。
リモート管理下システムの電源状態が確認されます。電源がオンの場合は、正常なシャットダウンか強制シャットダウンかを選択します。
次に、電源状態がオンに変わるまで、状態が監視されます。コンソールリダイレクトが開始し、リモート管理下システムのテキストコンソールが管理ステーションにリダイレクトされます。
管理下システムの再起動中に BIOS システム設定プログラムに切り替えて BIOS の設定や表示ができます。
8. メインメニューでオプション 5 を選択すると、各オプションの詳しい説明が表示されます。
9. メインメニューでオプション 6 を選択すると、telnet セッションが終了して SOL プロキシから切断されます。
racadm racreset
オペレーティングシステムの設定
汎用 UNIX系 オペレーティングシステムを設定するには、次の手順を実行します。この設定は、Red Hat Enterprise Linux 5.0、SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1、Windows 2003
Enterprise のデフォルトインストールに基づくものです。
Linux Enterprise オペレーティングシステムの場合
1. /etc/inittab ファイルを編集して、ハードウェアフロー制御を有効にし、ユーザーが SOL コンソールからログインできるようにします。次の行を #Run gettys in standard runlevels
セクションの末尾に追加します。
7:2345:respawn:/sbin/agetty -h 115200 ttyS0 vt220
オリジナルの /etc/inittab の例
______________________________________________________________
#
#inittabThisfiledescribeshowtheINITprocessshould
メモ: iDRAC では一度に 1 つの SOL コンソールリダイレクトのみ許可されます。
メモ: 必要なら、システム® リモートアクセス®iDRAC®ネットワーク/セキュリティ ®サービス 下の iDRAC ウェブ GUI ページで Telnet タイムアウト値をゼロに変更し、
SOL セッション期間を無限に延長できます。
メモ: システム® リモートアクセス®iDRAC®ネットワーク/セキュリティ®ネットワーク®IPMI LAN 設定® 暗号 鍵の iDRAC GUI で IPMI 暗号鍵を見つけることができま
す。
メモ: デフォルトの IPMI 暗号鍵はすべてゼロです。暗号化オプションで <Enter> を押すと、iDRAC はこのデフォルト暗号鍵を使用します。
メモ: SOL セッションが正しく終了されなかった場合は、次のコマンドを入力して iDRAC を再起動します。iDRAC6が完全再起動するまで 1-2 分待ちます。詳細については、
RACADM サブコマンドの概要を参照してください。