Users Guide
10. システム®リモートアクセス®iDRAC®ネットワーク/セキュリティ®ネットワーク の順で選択し、iDRAC 6帯域外インタフェース(IPMI オーバー LAN)を有効にします。
11. IPMI LAN 設定 で IPMI オーバー LAN オプションを有効にします。 IPMI オーバー LAN 機能はデフォルトで無効になっています。
12. 適用 をクリックします。
シリアルオーバー LAN (SOL) の使用
本項では、Telnet プログラム、SSH クライアント、IPMItool、SOL プロキシなど、シリアルオーバー LAN セッションの開始方法について説明します。シリアルオーバー LAN 機能の目的は、管理下
サーバーのシリアルポートを iDRAC 6を通して管理ステーションのコンソールにリダイレクトすることです。
Telnet または SSH を通して SOL をリダイレクトするモデル
Telnet (ポート 23)/ SSH (ポート 22) クライアント¬®WAN 接続¬®iDRAC 6サーバー
SSH/Telnet 経由の IMPI ベース SOL の実装によって、シリアルとネットワーク間の変換は iDRAC 内で行われるため、追加のユーティリティは不要になります。使用する SSH または Telnet コン
ソールは、管理下サーバーのシリアルポートから届くデータを解釈して応答できることが必要です。通常、シリアルポートは ANSI- または VT100- ターミナルをエミュレートするシェルに連結していま
す。シリアルコンソールは自動的に SSH または Telnet コンソールにリダイレクトされます。その後、SOL リダイレクトは /system1/soll ターゲットから開始できます。
iDRAC での Telnet および SSH クライントの使用については、「Telnet または SSH クライアントのインストール」を参照してください。
SOL プロキシのモデル
Telnet クライアント (ポート 623) ¬® WAN 接続 ¬® SOL プロキシ ¬® iDRAC6 サーバー
SOL プロキシは、管理ステーションの Telnet クライアントと通信するとき TCP/IP プロトコルを使用しますが、 管理下システムの iDRAC6 とは UDP ベースプロトコルである RMCP/IPMI/SOL プ
ロトコル経由で通信します。このため、管理下システムの iDRAC 6に SOL プロキシから WAN 接続経由で通信する場合は、ネットワークパフォーマンス で問題に遭遇する可能性があります。推奨使
用モデルは、SOL プロキシと iDRAC6 サーバーを同じ LAN に含めるものです。これによって、Telnet クライアントを持つ管理ステーションを WAN 接続経由で SOL プロキシに接続できるようになり
ます。この使用モデルでは、SOL プロキシは期待通りに機能します。
IMPItool を通して SOL をリダイレクトするモデル
IPMIツール ¬® WAN 接続 ¬® iDRAC6 サーバー
IPMI ベースの SOL ユーティリティである IPMItool は、UDP データグラムを使ってポート 623 に配信された RMCP+ プロトコルを使用します。iDRAC 6では、この RMCP+ 接続が暗号化されて
いる必要があります。暗号化キー(KG キー)には、 iDRAC6 ウェブ GUI または iDRAC6 設定ユーティリティで設定できるゼロまたは NULL 文字を含む必要があります。また、Backspace キーを
押して、暗号化キーを消し、iDRAC6 にデフォルト暗号化キーの NULL 文字を提供させることもできます。RMCP+ を使用する利点としては、認証の強化、データ整合性チェック、暗号化、および複数タ
イプのペイロードのサポートがあります。より詳しい情報が "IPMItool 経由で SOL を使用" または IPMIツールウェブサイトにありますのでご覧下さい:
http://ipmitool.sourceforge.net/manpage.html.
SM-CLP での SOL セッションの切断
シリアルオーバー機能にアクセスのため SSH または Telnet プロトコールを使用の場合は、まず iDRACの SM-CLP サービスに接続し、そこから SOL セッションを SM-CLP コマンド
(start /system1/sol1) とともに開始します。このため、SOL セッションを切断するには、まず SM-CLP から SOL セッションを終了させる必要があります。
SOL セッションを切断するには、ユーティリティのコマンドを使用します。このセクションは注意してお読みください。SOL セッションを完全に終了しないと、このユーティリティーを出ることは出来ません。
SM-CLP から SOL リダイレクトを終了する場合は、<Enter>、<Esc>、<t> の順に各キーを続けて押します。SOL セッションが閉じます。
PuTTY 経由で SOL を使用
Windows 管理ステーションで PuTTY から SOL を起動するには、次の手順を実行してください。
1. iDRAC6にはコマンドプロンプト中のつぎのコマンドで接続します:
putty.exe [-ssh | -telnet] <ログイン名>@<iDRAC-IP アドレス> <ポート番号>
メモ: ユーティリティで SOL セッションを正常に閉じないと、それ以上の SOL セッションは使用できなくなる可能性があります。この状況を解消するには、ウェブ GUI の システム®リモート
アクセス®iDRAC® ネットワーク/セキュリティ®セッション で SMASH コンソールを削除します。
メモ: 必要に応じて、システム ® リモートアクセス® iDRAC ® ネットワーク/セキュリティ ® サービス でデフォルト SSH/telnet を変更できます。
メモ: このポート番号は任意選択です.これが必要になるのはポート番号が再割り当てされたときだけです。