Users Guide
「iSMSnmpUser」は削除されます。SNMP Get 機能は、作成された iDRAC ユーザーが最大数に達し(16 ユーザー)、それ以上
のスロットがなくなると機能しません。
帯域内 SNMP Get 機能の有効化 - Windows
帯域内 SNMP Get 機能により、ホストオペレーティングシステムで SNMP サービスでシステム管理データを照会することができま
す。この機能を使用するための前提条件として、ホストの SNMP サービスを有効に設定する必要があります。
iDRAC で SNMP サービスを有効にする必要があります。有効でない場合は、iDRAC サービスモジュールが iDRAC で SNMP サービス
を有効に設定します。この機能は、iDRAC インタフェースまたはインストーラで、有効または無効にすることができます。
この機能は、Microsoft Windows オペレーティングシステムでは SNMP v1 および v2 をサポートし、Linux オペレーティングシステム
では v1、v2、v3 をサポートします。
メモ: 帯域内 SNMP Get 機能用の iDRAC GUI/Racadm コマンドは yx4x 以降のサーバーでのみ利用可能です。
メモ: iDRAC サービス モジュールは、iDRAC SNMP OID 1.3 のみをサポートします。6.1.4.1.674.10892.5.
iDRAC GUI の起動
iDRAC サービスモジュール 3.1 以降では、ローカルシステムから iDRAC GUI を起動できます。iDRAC GUI の起動 アイコンをダブル
クリックします。デフォルトのブラウザに、iDRAC GUI のログインページが開きます。iDRAC 資格情報で、iDRAC ホームページにロ
グインします。Microsoft Windows オペレーティングシステムでのみサポートされます。iSM 3.1 以降が正常にインストールされて
いる場合は、スタートメニューからショートカットを使用できます。
メモ: iDRAC サービスモジュールが無効の場合は、iDRAC GUI の起動アイコンも無効です。
メモ: デフォルトのブラウザプロキシがシステムプロキシを使用するように設定されている場合は、iDRAC GUI の起動が失敗し
ます。アドレスバーから IP アドレスをコピーして、「プロキシ設定」の例外リストに入力します。
ホスト OS 管理者デスクトップから iDRAC GUI へのシン
グル サイン オン(SSO)
概要
iSM 3.5 以降においてホスト管理者は、IPv6 を用いるホスト OS 内から iDRAC を起動することができます。[iDRAC SSO ランチャ
ー]を使用するには、ホスト OS のデスクトップ環境が必要です。
メモ: 管理者以外は、ホスト OS でこの機能にアクセスできません。
シングル サイン オン(SSO)機能を使用すれば、認証された OS 管理者は、個別の iDRAC 管理者認証情報によるログインなしで、
iDRAC Web インターフェイスにアクセスできます。この機能をインストールすると、[Invoke-iDRACLauncher]という[プログラ
ム]メニュー ショートカットが Microsoft Windows オペレーティング システム上に作成されます。Linux オペレーティング システム
の場合は、[アプリケーション]の下にショートカットが作成されるので、それをダブルクリックすると iDRAC ダッシュボードが起
動します。iSM のコマンド ライン インターフェイスは、Microsoft Windows オペレーティング システムでは[Invoke-
iDRACLauncher]、Linux オペレーティング システムでは[Invoke-iDRACLauncher.sh]と呼ばれます。
iSM 3.5 以降において、ユーザーは IPv6 アドレスを使用して iDRAC サービス モジュールを構成できます。デフォルトでの通信は、
IPv4 を介して確立されます。障害が発生した場合は、IPv6 を介した通信が再試行されます。通信が失敗すると、エラー メッセージ
が表示されます。
ユーザーは RACADM-passthrough コマンドを用いた IPv6 アドレスのアップデートが行え、これにより任意の有効な IPv6 アドレス
が受け入れ可能になります。IPv6 でのシングル サイン オン機能が有効化されるのは、IPv6 が次の範囲内で構成されている場合の
みです。
fde1:53ba:e9a0:de12::/64
fde1:53ba:e9a0:de13::/64
fde1:53ba:e9a0:de14::/64
40 iDRAC サービスモジュール監視機能