Dell EMC iDRAC サービス モジュール 3.5.1 ユーザーズガイド October 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2019 - 2020 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: はじめに..................................................................................................................................5 新機能.....................................................................................................................................................................................5 対応機能 — オペレーティングシステムマトリックス................................................................................................5 Dell EMC デバイスのマニュアル表記規則....................................
iDRAC でシステム設定ロック ダウン モードが有効な場合の iDRAC サービス モジュールのインストール.. 24 iSM インストーラを取得するための iDRAC URI のサポート...............................................................................24 iDRAC FQDN としての idrac.local および drac.local のサポート......................................................................... 25 章 4: iDRAC サービスモジュールの設定............................................................................................. 26 iDRAC Web インタフェースからの iDRAC サービスモジュールの設定...................................................
1 はじめに 本ガイドは、サポートされるオペレーティングシステムで iDRAC サービスモジュールをインストールする方法についての情報とステ ップバイステップ手順を説明します。 Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)サービス モジュールは、デルの yx2x 以降のサーバーにインストールできるオプシ ョンの軽量ソフトウェア アプリケーションです。iDRAC サービス モジュールはモニタリング データの追加により、iDRAC インター フェイス(グラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)、RACADM CLI、Redfish、Web サービス管理(WSMan))を補完します。 サポートされるオペレーティング システムでの機能の設定は、インストールする機能と環境ごとに固有の統合ニーズに応じて実行 できます。 iDRAC サービスモジュールアーキテクチャは IP ソケット通信を使用し、追加のシステム管理データ(OS/ デバイスドライバ)を iDRAC に提供します。また、OS 標準インタフェースを介したシステム管理データへのアクセスを持つ 1 対多コンソ
表 1.
表 1. 対応機能 — オペレーティングシステムマトリックス (続き) 機能 サーバー オペレーティングシステム 選択 PII による SA コ レクション yx2x、yx3x、yx4x、yx5x はい はい はい シングルサインオン (SSO) yx4x、yx5x はい はい いいえ iSM インストールの自 動アップデート yx4x、yx5x はい はい いいえ サーバー ストレージ (S2D)相関 yx3x、yx4x、yx5x はい いいえ いいえ AHCI モードでの SMART モニタリング yx3x、yx4x、yx5x はい はい はい Dell EMC デバイスのマニュアル表記規則 次の表は、Dell EMC デバイスのマニュアルの表記規則を示しています。 表 2.
表 2.
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ エンタープライズアプリケーション エンタープライズシステム管理 メインフレーム オペレーティングシステム 公共機関向けソリューション Serviceability Tools サポート ユーティリティ 仮想化ソリューション 4. マニュアルを表示するには、該当する製品をクリックして、該当するバージョンをクリックします。 ● 検索エンジンを使用します。 ○ 検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。 ソフトウェアライセンス契約 iDRAC サービスモジュールのオペレーティングシステムの対応バージョンのソフトウェアライセンスは、インストーラに含まれてい ます。license_agreement.txt ファイルをお読みください。メディア内のファイルをインストールまたはコピーすると、 license_agreement.txt ファイルに記載された条件に同意したことになります。 その他の必要マニュアル Dell.
2 インストール前のセットアップ iDRAC サービス モジュールをインストールする前に、次の要件を満たしていることを確認します。 ● ● ● ● ● ● yx2x 以降の PowerEdge サーバー。対応プラットフォームのリストについては、「対応プラットフォーム」を参照してください。 システム管理者権限 オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。 該当するリリース ノートおよび『システム ソフトウェア サポート マトリックス』をお読みください。 インストール要件を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。 iDRAC サービスモジュールアプリケーションをインストールする前にシステムで実行されているすべてのアプリケーションを終 了してください。 トピック: • • • • インストール要件 対応オペレーティング システムとハイパーバイザー 対応プラットフォーム システム要件 インストール要件 「対応オペレーティングシステム」で、iDRAC サービスモジュールの対応オペレーティングシステムのリストを確認してください。 メモ: オペレーティングシステム固有の
対応プラットフォーム iDRAC サービス モジュール 3.5.1 は、yx2x、yx3x、yx4x、yx5x PowerEdge サーバーをサポートします。 Linux オペレーティングシステム対応プラットフォーム 次の表は、Linux オペレーティング システム上の iDRAC サービス モジュール 3.5.1 がサポートするプラットフォームのリストです。 表 3. Linux オペレーティングシステム対応プラットフォーム Dell EMC デバイス Ubuntu 18.04.3 SLES 15 SP1 RHEL 8.2 RHEL 8.1 RHEL 7.8 RHEL 7.7 yx5x PowerEdge サー バー はい はい はい はい はい はい yx4x PowerEdge サー バー はい はい はい はい はい はい yx3x PowerEdge サー バー いいえ はい はい はい はい はい yx2x PowerEdge サー バー いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ メモ: RHEL 8.
* - 一部の yx3x PowerEdge サーバーのみが VMware ESXi 7.0 および ESXi 7.0 U1 をサポートします。サポートされている yx3x PowerEdge サーバーのリストについては、『Dell EMC PowerEdge サーバーでの VMware vSphere 7.x の互換性マトリックス』を参照し てください。 Dell EMC Precision ラック システムの対応オペレーティング システム 表 6.
3 iDRAC サービスモジュールのインストール iDRAC サービス モジュールは、次のどのオペレーティング システムにもインストールできます。 ● サポートされているバージョンの Microsoft Windows。 ● サポートされているバージョンの Linux。 ● サポートされているバージョンの VMware ESXi。 トピック: • • • • • • • Microsoft Windows 用 iDRAC を介した iDRAC サービス モジュールの初期インストール iDRAC Express からの iSM の初期インストール Linux 用 iDRAC を介した iDRAC サービスモジュールの初期インストール Microsoft Windows オペレーティングシステムへの iDRAC サービスモジュールのインストール 対応 Linux オペレーティング システムへの iDRAC サービス モジュールのインストール VMware ESXi での iDRAC サービスモジュールのインストール iDRAC でシステム設定ロック ダウン モードが有効な場合の iDRAC サービス モジュー
サービスモジュールインストーラがホスト OS に公開され、ジョブが iDRAC で作成されています。 2. Microsoft Windows OS の場合、サーバに RDP するか、物理サーバコンソールに移動します。Linux OS の場合、ホスト IP に SSH するか、物理サーバコンソールに移動します。 3. SMINST というラベルの付いたデバイス一覧で、マウントされたボリュームを見つけ、適切なスクリプトをクリックしてイン ストールを開始します。Microsoft Windows OS の場合は、ISM-Win.bat スクリプトを実行します。Linux OS の場合、シェルか ら ISM-Lx.sh スクリプトを実行します。 4.
○ SATA 対応チップセット メモ: 次の手順は、[セットアップ タイプ]ウィンドウで[カスタム]オプションを選択した場合のみに該当します。 メモ: デフォルトでは、帯域内 SNMP トラップ、ホスト OS を介した iDRAC アクセス、ホスト OS 経由の SNMP 取得、ホ スト OS 経由の SNMP アラート、WSMan の有効化機能は有効になっていません。 a. インストールするプログラムの機能を選択して、次へ をクリックします。 Lifecycle Controller ログレプリケーション ウィンドウが表示されます。 b.
表 7. サイレントインストール (続き) ロケール番号 言語 1036 フランス語 1041 日本語 2052 簡体字中国語 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ ジュールコンポーネントの変更 iDRAC サービスモジュールコンポーネントを変更するには、次の操作を実行します。 1. [SYSMGMT] > [iSM] > [Windows]の順に参照して、iDRACSvcMod.msi を実行します。 iDRAC サービス モジュール - InstallShield ウィザードが表示されます。 2. [次へ]をクリックします。 3. 修正 を選択します。 4. 必要に応じて機能を有効化または無効化し、次へ をクリックします。 Lifecycle Controller ログレプリケーション ウィンドウが表示されます。 5.
5. 終了 をクリックします。 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ ジュールのアンインストール iDRAC サービスモジュールは、次の 2 種類の方法でアンインストールできます。 ● 製品 ID を使用した無人アンインストール ● 追加 / 削除機能を使用したアンインストール 製品 ID を使用した無人アンインストール 製品 ID を使用して iDRAC サービス モジュールをアンインストールするには、「msiexec /x {0B2D9B70DD98-4E31-8A85-228AB0636C94} /qn」と入力します。 追加 / 削除機能を使用したアンインストール iDRAC サービスモジュールは、コントロールパネルから 追加 または 削除 オプションを使用してアンインストールできます。スター ト > コントロールパネル > プログラムと機能 の順にクリックします。 メモ: iDRACSvcMod.
Linux インストールの依存性 次は、インストールを完了するためにインストールする必要がある依存パッケージ / 実行可能ファイルのリストです。 表 8.
● [10]すべての機能 2. 必要な機能をインストールするには、それぞれの機能の番号を入力します。 メモ: コンマでインストールする機能の番号を区切ってください。 メモ: サブ機能をインストールするには、4.a、4.b、または 4.c を入力します。 3. 選択した機能をインストールするには「i」と入力します。インストールを続行しない場合は、q と入力して終了します。 メモ: 別の機能のインストール後も、同様に設定を変更できます。 メモ: Linux オペレーティング システムに iDRAC サービス モジュールがインストールされていることを確認するには、/etc/ init.d/dcismeng status コマンドを実行します。iDRAC サービスモジュールがインストールされ実行されている場合は、 実行中 状態が表示されます。 メモ: Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise オペレーティング システムに iDRAC サービス モジュールがインス トールされているかどうかを確認するには、init.
表 9. サイレントインストール (続き) パラメータ 説明 -Sm チップセット SATA HDD S.M.A.R.T モニタリングを有効にします。 メモ: Linux オペレーティングシステムでは、サイレントオプションを使用して操作を変更する機能は、Linux の Web パックか ら有効化し(setup.sh を使用)、以前、有効にされていた機能の状態が操作の変更中に新しい機能によって上書きされます。 Linux オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモジュールのアン インストール iDRAC サービスモジュールは、次の 2 種類の方法でアンインストールできます。 ● アンインストールスクリプトを使用する ● RPM コマンドを使用する アンインストールスクリプトを使用した iDRAC サービスモジュールのアンインスト ール iDRAC サービスモジュールのアンインストールに使用するスクリプトは dcism-setup.
● VMware ESXi 7.x の場合:esxcli software component apply -d /var/log/vmware/ ● VMware ESXi 6.x の場合:esxcli software vib install -d /var/log/vmware/ VMware ESXi で iSM をアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. iSM オフライン バンドル zip ファイルを、ホスト オペレーティング システムの/var/log/vmware にコピーします。 2. 次のコマンドを実行します。 ● VMware ESXi 7.x の場合:esxcli software component apply -d /var/log/vmware/ ● VMware ESXi 6.
4. 新規データセンター を右クリックして、ホストの追加 をクリックします。画面の指示に従って ESXi サーバの情報を入力しま す。 5. 手順 4 で追加された ESXi ホスト を右クリックして、メンテナンスモード をクリックします。 6. プラグイン から プラグインの管理 VMware Update Manager のダウンロード を選択します。指示に従って、VUM クライアン トをインストールします。 7. ESXi ホスト を選択します。Update Manager > 管理者ビュー > パッチリポジトリ > パッチのインポート の順にクリックして、 画面の表示に従ってパッチのアップロードを完了します。 オフラインバンドルが表示されます。 8. ベースラインおよびグループ をクリックします。 9. ベースラインタブから作成 タブをクリックし、ベースライン名を指定してベースラインタイプとして ホスト拡張 を選択します。 指示に従って残りを完了します。 10. 管理者ビュー をクリックします。 11.
iDRAC サービスモジュールのアップグレードが完了しました。 メモ: VMware Update Manager を使用して iSM をアップグレードしている場合、ホスト OS が再起動されます。 メモ: VMware Update Manager の詳細については、VMware の公式ウェブサイトを参照してください。 メモ: iDRAC サービスモジュールは、VMware Update Manager リポジトリ https://vmwaredepot.dell.com/ からアップグ レードすることができます。 vSphere Client での vSphere Lifecycle Manager を使用した iDRAC サ ービス モジュールのインストール メモ: インストールを実行する前に、ダウンロードした iDRAC サービス モジュールが VMware ESXi 7.0 および ESXi 7.
ESXi 6.5 および 6.7 の場合:esxcli software vib list|grep -i dcism 11. iDRAC サービスモジュールが表示されます。 メモ: 上記の Power CLI コマンドを使用して iSM をインストールした後、ホスト オペレーティング システムを再起動しま す。 メモ: Power CLI の詳細については、VMware の公式 Web サイトを参照してください。 VMware ESXi の iDRAC サービスモジュールのアップグレード iDRAC サービスモジュールをアップグレードするには、esxcli software vib update -v を実行します。 メモ: アップグレードできる iDRAC サービスモジュールの最低バージョンは 3.1 です。 VMware ESXi の iDRAC サービスモジュールのアンインストール VMware ESXi で iDRAC サービス モジュールをアンインストールするには、次のコマンドを使用します。 ● VMware ESXi 7.
Microsoft Windows Web パックをダウンロードするには、https:///software/ism/OM-iSM-Dell-Web-X64–3.5.1.exe にアクセスします。 VMware ESXi Live VIB パッケージを LC からダウンロードするには、https:///software/ism/ISM-Dell-Web-3.5.1-VIBESX6i-Live.zip.にアクセスします。 Red Hat Enterprise Linux Web パックをダウンロードするには、https:///software/ism/OM-iSM-Dell-WebLX-3.5.1.tar.gz にアクセスします。 iDRAC FQDN としての idrac.local および drac.local のサポート ホスト OS でサポートされているマルチキャスト ドメイン ネーム システム(mDNS)に関係なく、Web ブラウザーに drac.local または idrac.
4 iDRAC サービスモジュールの設定 iDRAC サービスモジュールの設定には次を使用することができます。 ● iDRAC ウェブインタフェース ● RACADM CLI コマンド ● WSMAN コマンド トピック: • • • iDRAC Web インタフェースからの iDRAC サービスモジュールの設定 RACADM からの iDRAC サービスモジュールの設定 WSMan からの iDRAC サービスモジュールの設定 iDRAC Web インタフェースからの iDRAC サービスモジュ ールの設定 yx2x および yx3x サーバー用の iDRAC Web インターフェイスから iDRAC サービス モジュールを使用するには、[概要] > [サーバ ー] > [サービス モジュール]の順に選択します。 yx4x および yx5x サーバーで iDRAC Web インターフェイスから iDRAC サービス モジュールを使用するには、[iDRAC 設定] > [設 定] > [iDRAC サービス モジュールのセットアップ]の順に選択します。 RACADM からの iDRAC サービスモジュ
WSMan からの iDRAC サービスモジュールの設定 iDRAC サービスモジュールには、次のコマンドを使って WSMan 経由でアクセスおよび設定できます。 iDRAC サービスモジュールを設定するには、次のコマンドを使用します。winrm i ApplyAttributes http:// schemas.dmtf.org/wbem/wscim/1/cim-schema/2/root/dcim/DCIM_iDRACCardService? CreationClassName=DCIM_iDRACCardService+Name=DCIM:iDRACCardService +SystemCreationClassName=DCIM_ComputerSystem+SystemName=DCIM:ComputerSystem -u:root -p:calvin r:https:///wsman -SkipCNcheck -SkipCAcheck -encoding:utf-8 -a:basic @{Target="iDRAC.Embedded.
5 iDRAC サービスモジュール監視機能 次のサービスが提供されます。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● OS 情報 オペレーティングシステムへの Lifecycle Controller ログレプリケーション 自動システムリカバリ ストレージデータを含む Windows Management Instrumentation プロバイダ NVMe SSD デバイスの取り外し準備 リモート iDRAC ハードリセット ホスト OS を介した iDRAC アクセス iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート WSMan をリモートから有効にする iDRAC サービスモジュールの自動更新 FullPowerCycle ボックス上の Support Assist メモ: FullPowerCycle とボックス上の SupportAssist は、yx4x および yx5x サーバーでのみサポートされます。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • S.M.A.R.
表 10. 属性の値と説明 属性値 説明 Enabled チップセット SATA コントローラーによる S.M.A.R.T イベント のモニターがリアル タイムで行われます。 Disabled S.M.A.R.T モニタリングは無効化されています。 NA チップセット SATA コントローラーは使用できません。 メモ: チップセット SATA が非サポートの場合、デフォルトでこの属性は Enabled または NA に設定されます。 S.M.A.R.T モニタリングは、iSM インストーラーを使用してインストールされる機能です。ユーザーによる S.M.A.R.T モニタリング機 能の無効化は、iSM インストーラー パッケージによるインストールまたは変更を介して行えます。この機能を使用できるのは、Dell EMC のサポートする SATA ディスクで、S.M.A.R.T 機能に対応したものです。 S.M.A.R.
オペレーティングシステムへの Lifecycle Controller ログ レプリケーション Lifecycle Controller(LC)ログを OS ログに複製します。ターゲットとして([アラート]ページまたは同等の RACADM または WSMan インターフェイスで)OS ログ オプションがあるすべてのイベントは、OS ログに複製されます。このプロセスは、OpenManage Server Administrator によって実行されるシステムイベントログ(SEL)のレプリケーションと同様のプロセスです。 OS ログに含まれる一連のデフォルトのログは、SNMP トラップ/アラート用に設定されるログと同じです。iDRAC サービスモジュ ールがインストールされた後に LC ログに記録されるイベントのみが OS ログに複製されます。OpenManage Server Administrator がインストールされている場合は、この監視機能は、OS のログ内の SEL エントリの重複を避けるために無効に設定されます。 iDRAC サービスモジュールでは、LC ログを複製する場所をカスタマイズすることがで
NVMe PCIe SSD デバイスの取り外しの準備 非揮発性メモリー エクスプレス(NVMe)の Peripheral Component Interconnect Express(PCIe)ソリッド ステート デバイス(SSD) は、システムをシャット ダウンまたは再起動せずに削除できます。デバイスを削除する場合は、データ損失が発生しないように、 デバイスに関連付けられているすべてのアクティビティを停止する必要があります。データ損失を防止するために、取り外し準備 オプションを使用することで、すべてのデバイスに関連するバックグラウンドアクティビティを停止してから NVMe PCIe SSD を 実際に取り外すことができます。 メモ: VMware ESXi で 取り外し準備 操作を実行する前に、VMware のドキュメントの前提条件の手順に従ってください。 リモート iDRAC ハードリセット iDRAC は、さまざまな理由で応答しなくなることがあります。iSM は、iDRAC コントローラの電源を一時的に切ることで、オペレ ーティングシステムの実稼働環境に影響を与えずに応答しない iDRAC8 または
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート 帯域外サーバ管理およびモニタリングツールである iDRAC を使用すると、SNMP トラップ / アラートをログに記録できます。ただ し、帯域内エージェントを使用するホスト OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよりもホスト OS から受信される SNMP アラートが優先されます。SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートはシステム IP からではな く iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別することが難しくなります。 yx4x 以降のサーバーでは、(警告ページまたは同等の RACADM または WSMan インターフェイスにおいて)SNMP トラップ オプシ ョンがターゲットとされているすべてのイベントは、iDRAC サービス モジュールを使用する OS を介して、SNMP トラップとして 受信することができます。iDRAC ファームウェア 3.0.
メモ: iDRAC LC 消去オプションを使用すると、iDRAC の iDRAC サービスモジュール LC DUP は削除されます。iDRAC サービス モジュール LC DUP は、dell.com/support からダウンロードする必要があります。 ● iSM をインストールまたはアップデートするには、コマンドプロンプトに dcism-sync.
キャンセル メッセージ:"The Full Power Cycle operation is successfully cancelled by the server operating system (OS) user from the OS on date ". メモ: FullPowerCycle 機能は ESXi 7.0 および ESXi 7.0 U1 で使用できますが、ESXi 6.7 および ESXi 6.
メモ: 登録を続行するには、必要なすべての必須情報を入力する必要があります。 4. 連絡先および配送先情報を入力したら、次へ をクリックします。 5. ソフトウェアライセンス契約を読んで、ライセンス契約の条件に同意します を選択してから、登録をクリックします。 メモ: 登録プロセスの完了には数分かかる場合があります。登録が正常に完了すると、登録した電子メールアドレスに SupportAssist からようこそ電子メールを受信します。 6. サマリ タブに、登録 ID および 自動機能 の現在の設定の詳細情報が表示されます。 7. SupportAssist 登録 ウィザードを終了するには、閉じる をクリックします。 SupportAssist ページで、下部へ移動すると連絡先情報を表示できます。 8.
メモ: CentOS では、Automatic SupportAssist Collection の OS ログ収集機能はサポートされません。 メモ: ESXi での OS およびアプリケーション データの収集は、yx4x 以降のサーバーでのみサポートされます。 匿名のレポート収集 iDRAC サービスモジュールのバージョン 3.1 以降は、登録プロセスを完了せずに SupportAssist Collection / アップロードを実行するこ とができます。ISM 3.0.2 までは、SupportAssist Collection の実行には登録が必須条件でした。 匿名の収集機能がサポートされている iDRAC ファームウェアは、yx4x および yx5x サーバーの 3.15.15.15 と、yx3x サーバーの 2.60.60.
表 12.
SupportAssist Collection(SAC)レポートでのディスクおよびチップセットの S.M.A.R.T ログ リアルタイムで SAC が要求されると、iSM は SATA チップセットからデータを収集します。S.M.A.R.T ログは iSM に保存されませ ん。iSM のインストールまたは接続がされていない場合、iDRAC は以前に保存した S.M.A.R.T ログを送信して構成の一致を確認す ることができません。 この機能を使用するには、iSM で S.M.A.R.
自動収集を反復として設定することもできます。 ProSupport Plus 推奨事項レポートを表示するには、ProSupport Plus 推奨事項レポートの送信 から はい を選択します。 プリファレンスの設定後に、適用 をクリックして変更を保存します。 iSM SupportAssist ディスクの自動ディスパッチ iSM 3.4 以降では、サーバーで PDR16 と PDR63 のどちらかの SNMP イベントが発生すると、障害を予測したディスパッチまたは 一般的なライセンス条件の対象となる SSD などの不良ディスク ブロックに関して、推奨事項が Dell EMC サポートから E メールで 通知されます。E メールを受信したら、フォロー アップを行い、ディスパッチされたパーツの配送用サービス アドレスを Dell EMC サポートに連絡してください。 メモ: この機能は、Windows および Linux オペレーティング システムでのみサポートされています。 iSM 3.4.
「iSMSnmpUser」は削除されます。SNMP Get 機能は、作成された iDRAC ユーザーが最大数に達し(16 ユーザー)、それ以上 のスロットがなくなると機能しません。 帯域内 SNMP Get 機能の有効化 - Windows 帯域内 SNMP Get 機能により、ホストオペレーティングシステムで SNMP サービスでシステム管理データを照会することができま す。この機能を使用するための前提条件として、ホストの SNMP サービスを有効に設定する必要があります。 iDRAC で SNMP サービスを有効にする必要があります。有効でない場合は、iDRAC サービスモジュールが iDRAC で SNMP サービス を有効に設定します。この機能は、iDRAC インタフェースまたはインストーラで、有効または無効にすることができます。 この機能は、Microsoft Windows オペレーティングシステムでは SNMP v1 および v2 をサポートし、Linux オペレーティングシステム では v1、v2、v3 をサポートします。 メモ: 帯域内 SNMP Get 機能用の iDRAC GUI/Ra
fde1:53ba:e9a0:de15::/64 fde1:53ba:e9a0:de16::/64 ユーザーが選択できる iDRAC へのログイン権限は 2 種類あります。 ● 読み取り専用ユーザー:iSM の簡易または基本インストールでは、iDRAC SSO ランチャーがインストールされ、管理者は読み取 り専用ユーザーとして iDRAC にログインできます。コンポーネントの正常性ステータス、ログ、インベントリーの表示機能に加 えて、サービス技術者が必要とする追加の SupportAssist 操作も複数有効になります。 ● 管理者ユーザー:管理者権限を選択してこの機能をインストールした場合、ホスト OS 管理者はオペレータ ユーザーとして iDRAC にログインできるようになります。このユーザーは、iDRAC ユーザーの設定および削除と Lifecycle ログの消去を除き、iDRAC ル ート ユーザーと同等の操作をすべて実行できます。 メモ: 管理者権限のないホスト OS ユーザーについては、iDRAC ファームウェアのバージョンが 4.00.00.
Linux オペレーティング システムの制限事項 Linux オペレーティング システム用の iDRAC SSO ランチャーの制限は次のとおりです。 1. iSM は、GNOME 以外のデスクトップ ユーティリティーをサポートしていません。 2. iSM は Mozilla firefox 以外のブラウザーをサポートしていません。 メモ: iDRAC で KCS/racadm を介したローカル設定が無効になっている場合、iDRAC ログイン画面が表示されます。 OS-BMC パススルーを介した iSM と iDRAC 間の IPv6 通 信 iSM3.
iDRAC とホスト TLS のバージョンはどちらも 1.1 以上である必要があります。TLS プロトコルのバージョンに関するネゴシエーシ ョンが失敗すると、iSM と iDRAC 間の通信は失敗します。TLS 機能を備えた iSM のインストール先が、USBNIC 経由の TLS 通信を サポートしない iDRAC ファームウェアである場合、旧バージョンの iSM と同様に、非 TLS チャネルで動作します。 メモ: iDRAC をバージョン 3.30.30.30 以降にアップグレードする前に iSM をインストールまたはバージョン 3.4.0 以降にアップ グレードしていた場合は、新しい TLS 証明書を確立するために、iSM をアンインストールしてから再インストールする必要が あります。 メモ: TLS 機能を備えた iSM をサポートする iDRAC ファームウェアのバージョンは 3.30.30.30 以降です。 メモ: TLS 機能を備えていない iSM は、TLS 対応バージョンの iDRAC ファームウェアでは機能しません。例:TLS 非対応である iSM 3.
6 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、iDRAC サービスモジュールに関する FAQ をリストしています。 iDRAC と iSM の通信の IPv4 プロトコルから IPv6 プロト コルへの切り替え iSM と iDRAC の通信が IPv4 経由で行われている場合に、ifconfig iDRAC down コマンドを実行すると、iDRAC と iSM の通信は IPv4 プロトコルから IPv6 プロトコルに切り替わります。 表 13.
iDRAC サービスモジュールをインストールまたは実行する 前に、OpenManage Server Administrator をアンインストー ルする必要はありますか? 番号 iDRAC サービスモジュールをインストールまたは実行する前に、iDRAC サービスモジュールの OpenManage Server Administrator 機能が停止していることを確認してください。 メモ: OpenManage Server Administrator をアンインストールする必要はありません。 システムに iDRAC サービス モジュールがインストールされ ていることを確認する方法を教えてください。 iDRAC サービスモジュールがインストールされているかどうかを確認するには、次の操作を実行します。 ● Windows の場合: service.msc コマンドを実行します。DSM iDRAC サービスモジュール という名前のサービスがない場合は、サービスのリス トから探します。 ● Linux の場合: /etc/init.
セージが表示されます。対応サーバーの詳細については、 『ユーザーズガイド』を参照してください。どうすればよい ですか? iDRAC サービス モジュールをインストールする前に、iDRAC サービス モジュールのインストール先のサーバーまたはシステムが yx2x 以降のサーバーであることを確認してください。また、64 ビットシステムを使用していることも確認します。 USBNIC 経由の OS to iDRAC パススルーが正しく設定され ていても、iDRAC サービスモジュールは、OS to iDRAC パ ススルーチャネルを使用して、iDRAC と通信できません と いうメッセージが OS ログに表示されます。このメッセー ジが表示されるのはなぜですか? iDRAC サービスモジュールは、USBNIC 経由の OS から iDRAC へのパススルーを使用して iDRAC との通信を確立します。時折、正 しい IP エンドポイントが設定された USBNIC インタフェース経由でこの通信が確立されないことがあります。これは、ホスト OS のルーティングテーブルに同じ宛先マスクに対する複数のエントリが含まれており
リモート iDRAC ハードリセット機能を使用して iDRAC を リセットしました。しかし、IPMI が応答せず、トラブルシ ューティングができません。 VMware ESXi オペレーティング システムでリモート iDRAC ハード リセット機能を使用しようとすると、IPMI ドライバーが応答し なくなり、そのために iDRAC サービス モジュールの通信が停止されます。この問題を解決するには、サーバを再起動して、IPMI ド ライバを再度ロードする必要がある場合があります。 複製された LifeCycle ログはオペレーティングシステムの どこにありますか? 複製された LifeCycle ログを表示するには、次の手順を実行します。 表 15.
Linux のインストール中にインストールする必要がある Linux 依存パッケージまたは実行可能プログラムは何があ りますか ? Linux 依存パッケージのリストを確認するには、「Linux 依存性」を参照してください。 Windows イベントビューアにカスタムフォルダを作成しま したが、LC ログがカスタムフォルダに複製されていませ ん。ここで LC ログを複製するにはどうすればよいです か? カスタムフォルダの作成後に Windows イベントビューア を閉じるようにしてください。その後再度 Windows イベントビューア を開いて、複製された LC ログを表示してください。 iDRAC サービスモジュールのインストール中に、グラフィカ ルユーザーインタフェースからカスタムインストールオプ ションを選択して、ある機能を無効化したのですが、その 機能を他のインタフェースから有効化することができませ ん。この機能を再び有効化するにはどうすればよいです か? Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行するシステムでは、インストーラを使用して有効化され、そのインストーラ以 外の
iDRAC の工場出荷時の設定へのリセット操作(racadm racresetcfg など)を実行すると、ホスト OS から iDRAC ページにアクセスできなくなりました。この問題を解決す るにはどうすればよいですか? OS から iDRAC へのパススルーチャネルを有効にしてください。出荷時モードではデフォルトで無効化されています。iDRAC で OS から iDRAC へのパススルー チャネルを有効にするには、コマンド racadm set idrac.os-bmc.adminstate 1 を使用しま す。 iSM を介して受信した iDRAC SNMP トラップのソース IP アドレスとして 169.254.0.2 が表示されています。この問 題を解決するにはどうすればよいですか? Linux OS では、ホスト OS を通じて受信された iDRAC SNMP トラップでは、ホスト名またはソース IP アドレスが実際のホスト OS 名または IP アドレスの代わりに 169.254.0.
Microsoft Windows OS の iDRAC 公開論理パーティション "SMINST"から、バッチファイル ISM_Win.
[OS から iDRAC へのパススルー]が iDRAC で無効になっている場合、RHEL 7.6 や RHEL 8.
7 Linux および Ubuntu インストーラパッケージ 対応 Linux および Ubuntu OS のインストーラパッケージは次の通りです。 表 16. Linux インストーラパッケージ 対応 Linux オペレーティングシステム インストーラパッケージ Red Hat Enterprise Linux 7 SYSMGMT\iSM\linux\RHEL7\x86_64\dcism-3.5.1.el7.x86_64.rpm Red Hat Enterprise Linux 8 SYSMGMT\iSM\linux\RHEL8\x86_64\dcism-3.5.1.el8.x86_64.rpm Ubuntu 18 SYSMGMT\iSM\linux\Ubuntu18\x86_64\dcism-3.5.1.ubuntu18.deb SUSE Linux Enterprise Server 15 SYSMGMT\iSM\linux\SLES15\x86_64\dcism-3.5.1.sles15.x86_64.
8 リソースとサポート このリリースの機能の詳細については、iDRAC サービス モジュール 3.5.1 のマニュアルを参照してください。 最新のリリース済みドキュメント 最新バージョンの iDRAC サービス モジュール ドキュメントにアクセスするには、次を実行します。 ● www.dell.com/ismmanuals.com にアクセスします。 ● iDRAC サービス モジュールのバージョンをクリックします。 ● [マニュアルおよび文書]をクリックします。 直接リンクを使用したドキュメントへのアクセス 表 17. ドキュメントの直接リンク URL 製品 www.dell.com/idracmanuals iDRAC と Lifecycle Controller www.dell.com/cmcmanuals Chassis Management Controller(CMC) www.dell.com/esmmanuals エンタープライズシステム管理 www.dell.com/serviceabilitytools Serviceability Tools www.dell.
Dell EMC PowerEdge サーバーのシリーズの特定 PowerEdge シリーズの Dell EMC サーバーは、構成に基づいて異なるカテゴリーに分けられます。これらは、YX2X、YX3X、YX4X、 YX4XX、YX5XX サーバー シリーズと呼ばれます。命名規則の構造は次のとおりです。 文字 Y はサーバーのモデル番号の文字を示します。この文字はサーバーのフォーム ファクターを表します。フォーム ファクターは、 以下にリストされています。 ● ● ● ● ● C - クラウド F - 柔軟 M または MX - モジュラー型 R - ラック T - タワー 文字 X はサーバーのモデル番号の数字を表します。数値は、サーバーに関する複数の特徴を表します。これらのリストは次のように なります。 ● 1 桁目の数字(X)は、サーバーのバリュー ストリームまたはクラスを示します。 ○ 1~5 - iDRAC Basic ○ 6~9 - iDRAC Express ● 2 桁目の数字は、サーバーのシリーズを示します。これはサーバーの命名規則で保持され、文字 X を置き換えることはありませ ん。 ○
9 Dell EMC へのお問い合わせ Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは国 および製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカル サポー ト、またはカスタマー サービスの課題について Dell EMC にお問い合わせになるには、www.dell.