Users Guide
iDRAC の工場出荷時の設定へのリセット操作(racadm
racresetcfg など)を実行すると、ホスト OS から iDRAC
ページにアクセスできなくなりました。この問題を解決す
るにはどうすればよいですか?
OS から iDRAC へのパススルーチャネルを有効にしてください。出荷時モードではデフォルトで無効化されています。iDRAC で
OS から iDRAC へのパススルー チャネルを有効にするには、コマンド racadm set idrac.os-bmc.adminstate 1 を使用しま
す。
iSM を介して受信した iDRAC SNMP トラップのソース IP
アドレスとして 169.254.0.2 が表示されています。この問
題を解決するにはどうすればよいですか?
Linux OS では、ホスト OS を通じて受信された iDRAC SNMP トラップでは、ホスト名またはソース IP アドレスが実際のホスト OS
名または IP アドレスの代わりに 169.254.0.2 として表示されます。これは、OS の決定によって、トラップをユーザーにレンダリン
グする前にエントリに入力されます。
LOM へ OS から iDRAC へのパススルーを設定し、dcism-
sync を実行しようとすると、アップデート操作が失敗しま
す。どのように対処したらよいですか?
OS から iDRAC へのパススルーは、USB NIC モードに対して設定する必要があります。これは、事前に iDRAC サービスモジュールの
インストールとアップデートのための前提条件です。
Linux および VMware ESXi オペレーティング システムで
は、racadm および WSMan コマンドを使用して、iSM の
WMIInfo 機能を有効または無効にできます。これは、ホス
ト OS の iSM 設定に影響しますか?
Microsoft Windows オペレーティングシステムの場合に限り、iSM の WMIInfo 機能に影響があります。Microsoft Windows 以外のオ
ペレーティングシステムの場合は、iDRAC インタフェースからこの機能を有効または無効にしても、ホスト OS 上の iSM 設定には
影響がありません。
ホスト OS で USBNIC インタフェースの IP アドレスを削除
すると、iSM は iDRAC と通信できなくなります。
iSM バージョン 3.3 を起動すると、iSM はホスト OS の USBNIC インタフェースを 1 回だけ設定します。これ以降、ホスト OS の
USBNIC インタフェースで、IP アドレスの削除、インタフェースリンクの停止、または IPV4/IPV6 アドレスの無効化を実行してこ
のインタフェースを停止した場合、iSM ではユーザー設定が保持され、インタフェース設定がオーバーライドされなくなります。iSM
と iDRAC 間の通信を復元するには、ホスト OS で iSM サービスを再開してください。
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