Users Guide
メモ: iDRAC LC 消去オプションを使用すると、iDRAC の iDRAC サービスモジュール LC DUP は削除されます。iDRAC サービス
モジュール LC DUP は、dell.com/support からダウンロードする必要があります。
● iSM をインストールまたはアップデートするには、コマンドプロンプトに dcism-sync.exe と入力します。インストールウィ
ザードの手順を完了します。
● ヘルプコンテンツを表示するには、––help/-h と入力します。
● サイレントインストールまたはアップデートを行うには、––silent/-s と入力します。
● 現在のバージョンをアンインストールして LC で使用可能なアップデートパッケージをインストールするには、––force/-f と
入力します。
メモ: このオプションは、前の設定を上書きします。
● アップデートパッケージのバージョンと、iDRAC サービスモジュールにインストールされているバージョンの詳細を取得するに
は、––get—version/-v と入力します。
● iDRAC サービスモジュールアップデートパッケージをユーザー指定のディレクトリにダウンロードするには、––get—update/-
g と入力します。
● 特定の機能をインストールするには、msiexec.exe で使用される CLI 引数と同じように、dcism-sync.exe —p “feature”
と入力します。
たとえば、Windows でホスト OS の iDRAC 機能を介して iDRAC アクセスをインストールするには、dcism-sync.exe -p
"ADDLOCAL=IBIA" と入力します。
FullPowerCycle
FullPowerCycle は、サーバの補助電源をリセットする方法を提供するインタフェース呼び出し機能です。サーバーの補助電源で動作
するサーバー ハードウェアの数が増加しています。また、トラブルシューティングのために、サーバーの電源ケーブルを物理的に抜
いて、補助電源で動作するハードウェアをリセットする必要が生じることもあります。誰かに電源ケーブルを物理的に抜く/差し込
んでもらうことは、大幅なコストとお客様やサポート担当者の手間につながります。
FullPowerCycle 機能を使用すれば、データセンターにアクセスせずにリモートから補助電源を接続または切断できます。この機能
は、yx4x サーバーでサポートされています。
このインタフェースを介してフルパワーサイクル要求が発行されたとき、システム電源はすぐに影響を受けません。代わりに、シ
ステムが S5 状態に移行したときに照会されるフラグが設定されます。FullPowerCycle 機能を有効にするには、要求コマンドの発行
後に、システムのシャットダウンコマンドも発行する必要があります。このフラグが S5 エントリに設定されている場合、AC を取
り外して交換するのと同様に、システムが強制的に一時的な低電力状態になります。このフラグは、システムが S5 状態に入る前
の、システムが S0 状態にあるときにはいつでも、キャンセル 機能を使用して、クリアできます。
システムで異なる FullPowerCycle オプションを利用可能にすることができます。システムで FullPowerCycle の要求、ステータス取
得、キャンセルを行うには、次のコマンドを使用します。
Windows オペレーティングシステムの場合、FullPowerCycle 有効化(要求)、FullPowerCycle のキャンセル、FullPowerCycle のステ
ータス取得の操作へのショートカットメニューが使用可能です。
● システムで FullPowerCycle を要求するには、Power Shell コンソールで「Invoke-FullPowerCycle —status request」とコ
マンドレットを入力します。
メモ: サーバのオペレーティングシステムによって仮想 AC パワーサイクル動作がトリガされたというメッセージが表示さ
れます。
● システムで FullPowerCycle のステータスを取得するには、Power Shell コンソールで「Invoke-FullPowerCycle -status
Get」とコマンドレットを入力します。
● システムで FullPowerCycle をキャンセルするには、Power Shell コンソールで「Invoke-FullPowerCycle -status cancel」
とコマンドレットを入力します。
メモ: スケジュールされた日付と時刻にシステムがオフになるというメッセージが表示されます。
● Linux オペレーティング システムで FullPowerCycle を要求するには、「/opt/dell/srvadmin/iSM/bin/Invoke-
FullPowerCycle request」と入力します。
● Linux オペレーティング システムで FullPowerCycle をキャンセルするには、「/opt/dell/srvadmin/iSM/bin/Invoke-
FullPowerCycle cancel」と入力します。
● Linux オペレーティング システムで FullPowerCycle のステータスを取得するには、「/opt/dell/srvadmin/iSM/bin/
Invoke-FullPowerCycle get-status」と入力します。
各 FullPowerCycle 操作が正常に終了すると、オペレーティングシステムログおよび LCL に次のメッセージが表示されます。
要求メッセージ:"The Full Power Cycle operation is triggered by the server operating system (OS)
user <user name> from the OS on date <date>. However, the server components will be AC power
cycled when the server is shut down".
iDRAC サービスモジュール監視機能 33