Users Guide

2 iSM Mozilla refox 以外のブラウザーをサポートしていません。
メモ: iDRAC KCS/racadm を介したローカル設定が無効になっている場合、iDRAC ログイン画面が表示されます。
OS-BMC パススルーを介した iSM iDRAC 間の IPv6
iSM3.4 以降は、IPv4 IPv6 の両方の通信モードをサポートします。iSM をインストールすると、iSM サービスは IPv4 リンク ローカル アドレスで iDRAC
に接続しようとします。ホスト USBNIC インターフェイスに IP アドレスがない場合、iSM はホストで IPv4 アドレスを設定しようとします。このような iSM によ
るホスト
OS での USBNIC インターフェイス設定は、1 度だけ実行されます。ホスト OS での USBNIC 設定がうまくいかない場合のシナリオが用意されて
いる場合は、iSM iDRAC から切断されたままになります。IPv4 アドレスの設定後も接続に失敗する場合、iSM IPv6 iDRAC と接続しようとしま
す。
メモ: この機能は、Linux オペレーティング システムでのみサポートされています。
メモ: ホスト OS IPv6 ネットワーク スタックが無効になっている場合、iSM IPv4 での iDRAC との通信を再試行します。
どちらか一方のプロトコルが無効になっている場合、iSM は無効になっているプロトコルを使用して iDRAC に接続しようとはしません。
メモ: iDRAC のファームウェア バージョンが USBNIC での IPv6 をサポートしていない場合、iSM iDRAC との接続は IPv4 を使用して確立
されます。
iDRAC iSM の接続に使用されているプロトコルのバージョンは、iSM によって記録される個々の監査メッセージによって確認できます。
メモ: すでにホスト OS iDRAC USBNIC IPv6 アドレスのみで設定されている状況で iSM がホストにインストールされると、iSM
iDRAC との通信は IPv4 プロトコルを使用して開始されます。
IPv6 プロトコルでサポートされない機能
iSM IPv6 プロトコルで設定されていて、USBNIC インターフェイスで IPv4 設定が使用できない場合にサポートされない機能は、次のとおりです。
帯域内 iDRAC アクセス
iDRAC GUI の起動
iDRAC GUI ランチャー
idrac.local および drac.local
iSM の自動アップデート
TLS プロトコルを使用した iSM iDRAC 間通信のセキュリ
ティ強化
iSM 3.4 以降、iSM iDRAC 間のデータ通信は TLS 保護された USBNIC INET ソケットを介して行われます。そのため、USBNIC 経由で iDRAC から
iSM に転送されるすべてのデータが確実に保護されます。iSM iDRAC は、自己署名証明書を使用して認証を制御します。自己署名証明書の有
効期限は
10 年です。iSM をインストールするたびに、常に新しい自己署名証明書が生成されます。証明書の有効期限が切れた場合は、iSM を再イ
ンストールまたはアップグレードしてください。
メモ: iSM の再インストール修復 Linux オペレーティング システムでは機能しません。Linux オペレーティング システムの場合、iSM をア
ンインストールしてからインストールする必要があります。
メモ: iSM TLSクライアント証明書の期限が切れると、iSM iDRAC 間の通信が失敗するようになり、それを示す OS 監査ログが生成
されます。その場合、ホスト
OS iSM を再インストールする必要があります。
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iDRAC サービスモジュール監視機能