Users Guide
ユーザーが選択できる iDRAC へのログイン権限は 2 種類あります。
• 読み取り専用ユーザー:iSM 3.4 の簡易または標準インストールでは、iDRAC SSO ランチャーがインストールされ、管理者は読み取り専用ユーザ
ーとして iDRAC にログインできます。コンポーネントの正常性ステータス、ログ、インベントリーの表示機能に加えて、サービス技術者が必要とする追
加の
SupportAssist 操作も複数有効になります。
• 管理者ユーザー:管理者権限を選択してこの機能をインストールした場合、ホスト OS 管理者はオペレーター ユーザーとして iDRAC にログインでき
るようになります。このユーザーは、
iDRAC ユーザーの設定および削除と Lifecycle ログの消去を除き、iDRAC ルート ユーザーと同等の操作をすべて
実行できます。
メモ: 読み取り専用およびオペレーターのユーザー アカウントに付与される権限については、『
iDRAC 9 User's Guide
』(iDRAC 9 ユーザーズ
ガイド)を参照してください。
ホスト OS から iDRAC へのシングル サイン オンを無効にする:この機能は完全に無効にすることもできます。この機能を無効にして iSM がインストールさ
れている場合、
[iDRAC GUI ランチャー]を実行すると、iDRAC ログイン ページはデフォルト ブラウザーで起動されます。
メモ: [
Invoke-iDRACLauncher
]は iSM サービスから独立しており、iSM サービスが停止していても起動できます。
メモ: ブラウザーがホスト OS にインストールされていない場合や、ブラウザーの問題で[
Invoke-iDRACLauncher
]が iDRAC を起動できな
い場合でも、
iDRAC ではセッションがすでに作成されています。iDRAC 管理者ユーザーは、iDRAC にログインしてセッションを削除できます。
[OS から iDRAC へのパススルー]の各状態における[iDRAC GUI の起動]の動作は次のとおりです。
• [OS から iDRAC へのパススルー]設定が iDRAC で無効になっている場合、USBNIC モードで OSBMC パススルーを有効にすると、Invoke-
iDRACLauncher プロンプトが表示されます。
• [OS から iDRAC へのパススルー]設定がすでに LOM モードで設定されている場合、iDRAC ランチャーは iDRAC GUI を起動しません。
• [OS から iDRAC へのパススルー設定]が iDRAC で無効になっていて、[設定を使用した iDRAC ローカル設定を無効にする]も無効になって
いるか、ロックダウン モードが iDRAC で有効になっている場合、iDRAC GUI は起動されません。
メモ: [設定を使用したローカル設定]または[
RACADM
を使用したローカル設定]が iDRAC で無効になっている場合、iDRAC ロ
グイン画面が表示されます。
メモ: ホスト OS で iDRAC SSO セッションがアクティブになっている場合、関連するターミナルを閉じると、SSO セッションのブラウザーも閉じま
す。
メモ: [
iDRAC GUI
の起動]の実行は、サポートされている GUI または対応インターフェイスから行ってください。
メモ: ホスト OS の USBNIC インターフェイスが IPv6 アドレスで設定されている場合、[
iDRAC GUI
の起動]によって iDRAC UI は開かれま
せん。
前提条件
Linux パッケージ:
1 Mozilla refox などのブラウザー。
2 Sudo。
3 第 14 世代 PowerEdge サーバー。
4 iDRAC ファームウェア バージョン 3.30.30.30 以降。
Linux オペレーティング システムの制限事項
Linux オペレーティング システム用の iDRAC SSO ランチャーの制限は次のとおりです。
1 iSM は、GNOME 以外のデスクトップ ユーティリティーをサポートしていません。
iDRAC サービスモジュール監視機能
45