Users Guide
詳細については、ホワイトペーパー『iDRAC Access via Host OS whitepaper』(ホスト OS を介した iDRAC アクセス)を参照してください。
GUI、WS-man、Redsh、リモート RACADM を介した
iDRAC へのアクセス
ホスト OS 管理者は、GUI、WS-man、Redsh、リモート RACADM 機能により、ホスト OS を介してリモートに iDRAC インタフェースにアクセスできま
す。iDRAC GUI にアクセスするには、リモート管理ステーションのブラウザに URL https:// <Host OS IP Address>:
<ListenPortNumber> を入力します。
メモ: ListenPortNumber は、iSM の iDRACAccessviaHostOS 機能を有効にしたときに設定されたポート番号です。
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート
帯域外サーバ管理およびモニタリングツールである iDRAC を使用すると、SNMP トラップ / アラートをログに記録できます。ただし、帯域内エージェントを
使用するホスト
OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよりもホスト OS から受信される SNMP アラートが優先されます。
SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートはシステム IP からではなく iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別すること
が難しくなります。
第 14
世代以降のサーバでは、SNMP トラップ オプションが(警告 ページまたは同等の RACADM または WSMAN インタフェースで)ターゲットとなって
いるすべてのイベントは、iDRAC サービスモジュールを使用する OS を介して SNMP トラップとして受信することができます。iDRAC ファームウェア 3.0.0 以
降、
iSM LCL レプリケーション機能を有効にする必要はありません。iDRAC サービスモジュールがインストールされた後に LC ログに記録されるイベントの
みが SNMP トラップとして送信されます。
iDRAC サービスモジュールを使用することにより、iDRAC によって生成されるアラートに類似した SNMP アラートをホスト OS から受信できます。
メモ
: デフォルトでこの機能は無効になっています。帯域内 SNMP アラートメカニズムは iDRAC SNMP アラートメカニズムと共存可能ではあ
りますが、記録されたログには両方のソースからの重複した SNMP アラートが含まれる場合があります。両方を使用する代わりに、帯域内ま
たは帯域外のオプションのいずれかを使用することが推奨されます。
メモ: 帯域内 SNMP 機能は、バージョンが最小 2.30.30.30 の iDRAC ファームウェアを持つ第 12
世代以降のデル PowerEdge Server で
使用することができます。
詳細については、ホワイトペーパー『In-Band iDRAC SNMP Alerts』(帯域内 iDRAC SNMP アラート)を参照してください。
WSMAN のリモートでの有効化
現在、WMI 情報機能を使用してホストの Microsoft Windows WMI 名前空間に接続し、システムのハードウェアを監視できます。ホスト上の WMI イ
ンタフェースはデフォルトで有効であり、リモートでアクセスできます。ただし、
WINRM の WMI アダプタを使用して WMI インタフェースにアクセスする場合、
デフォルトでは有効になっていないため、手動で有効にする必要があります。この機能を使用すると、WINRM WMI 名前空間をインストール中に有効に
してリモートでアクセスできます。
この機能には、PowerShell コマンドを使用してアクセスできます。使用するコマンドは次のとおりです。
表 9. WSMAN のリモートでの有効化
コマンド 説明
Enable-iSMWSMANRemote —Status enable —
Forcereconfigure yes —Createselfsigncert yes —
IPAddress <IP address> —Authmode Basic, Kerberos,
Certificate
リモート WSMAN 機能の有効化と設定
Enable-iSMWSMANRemote —Status get
リモート WSMAN 機能のステータスの表示
iDRAC サービスモジュール監視機能
37