Users Guide
• 帯域内 iDRAC アクセス
• iDRAC GUI の起動
• iDRAC GUI ランチャー
• idrac.local および drac.local
• iSM の自動アップデート
TLS プロトコルを使用した iSM と iDRAC 間通信の
セキュリティ強化
iSM 3.4 以降、iSM と iDRAC 間のデータ通信は TLS 保護された USBNIC INET ソケットを介して行われます。そのため、USBNIC 経
由で iDRAC から iSM に転送されるすべてのデータが確実に保護されます。iSM と iDRAC は、自己署名証明書を使用して認証を制御
します。自己署名証明書の有効期限は 10 年です。iSM をインストールするたびに、常に新しい自己署名証明書が生成されます。証
明書の有効期限が切れた場合は、iSM を再インストールまたはアップグレードしてください。
メモ: iSM の再インストール(修復)は Linux オペレーティング システムでは機能しません。Linux オペレーティング システ
ムの場合、iSM をアンインストールしてからインストールする必要があります。
メモ: iSM の TLS(クライアント)証明書の期限が切れると、iSM と iDRAC 間の通信が失敗するようになり、それを示す OS
監査ログが生成されます。その場合、ホスト OS に iSM を再インストールする必要があります。
iDRAC とホスト TLS のバージョンはどちらも 1.1 以上である必要があります。TLS プロトコルのバージョンに関するネゴシエーシ
ョンが失敗すると、iSM と iDRAC 間の通信は失敗します。TLS 機能を備えた iSM のインストール先が、USBNIC 経由の TLS 通信を
サポートしない iDRAC ファームウェアである場合、旧バージョンの iSM と同様に、非 TLS チャネルで動作します。
メモ: iDRAC をバージョン 3.30.30.30 以降にアップグレードする前に iSM をインストールまたはバージョン 3.4.0 以降にア
ップグレードしていた場合は、新しい TLS 証明書を確立するために、iSM をアンインストールしてから再インストールする必
要があります。
メモ: TLS 機能を備えた iSM をサポートする iDRAC ファームウェアのバージョンは 3.30.30.30 以降です。
メモ: TLS 機能を備えていない iSM は、TLS 対応バージョンの iDRAC ファームウェアでは機能しません。例:TLS 非対応であ
る iSM 3.3 以降は、iDRAC ファームウェアの 3.30.30.30 以降ではサポートされません。
メモ: iSM 3.3.0 を iDRAC 3.30.30.30 ファームウェアにインストールした場合、複数の ISM0050 イベントが LCLog に記録さ
れます。
iDRAC サービスモジュール監視機能 35