Users Guide
iDRAC サービスモジュールを使用することにより、iDRAC によって生成されるアラートに類似した SNMP アラートをホスト OS から
受信できます。
メモ: デフォルトでこの機能は無効になっています。帯域内 SNMP アラートメカニズムは iDRAC SNMP アラートメカニズム
と共存できますが、記録されたログには両方のソースからの重複した SNMP アラートが含まれる場合があります。両方を使用
する代わりに、帯域内または帯域外のオプションのいずれかを使用することが推奨されています。
メモ: 帯域内 SNMP 機能は、iDRAC ファームウェアのバージョンが 2.30.30.30 以降であれば、yx3x 以降のサーバーで使用す
ることができます。
詳細については、ホワイトペーパー『帯域内 iDRAC SNMP アラート』を参照してください。
WSMan をリモートから有効にする
現在、WMI 情報機能を使用してホストの Microsoft Windows WMI 名前空間に接続し、システムのハードウェアを監視できます。ホ
スト上の WMI インタフェースはデフォルトで有効であり、リモートでアクセスできます。ただし、WINRM の WMI アダプタを使用
して WMI インタフェースにアクセスする場合、デフォルトでは有効になっていないため、手動で有効にする必要があります。この
機能を使用すると、WINRM WMI 名前空間をインストール中に有効にしてリモートでアクセスできます。
この機能には、PowerShell コマンドを使用してアクセスできます。使用するコマンドは次のとおりです。
表 9. WSMan をリモートから有効にする
コマンド 説明
Enable-iSMWSMANRemote —Status enable —
Forcereconfigure yes —Createselfsigncert yes —
IPAddress <IP address> —Authmode Basic, Kerberos,
Certificate
リモート WSMan 機能の有効化と設定
Enable-iSMWSMANRemote —Status get
リモート WSMan 機能のステータスの表示
Enable-iSMWSMANRemote —Status disable
WSMan リモート機能の無効化
Enable-iSMWSMANRemote —Status enable —
Forcereconfigure yes —Createselfsigncert yes —
IPAddress <IP address>
リモート WSMan 機能の再設定
メモ: この機能を操作するには、サーバの認証証明書と https プロトコルが必要です。
iDRAC サービスモジュールの自動アップデート
iDRAC サービスモジュールを自動的にアップデートできます。iSM 自動アップデートを iDRAC 自動アップデートプロセスに統合し
て、アップデートプロセスを容易にすることが目標です。
メモ: iDRAC 自動アップデートが有効になっている場合、iDRAC サービスモジュール LC DUP を dell.com/support から最新
バージョンにアップデートする必要があります。
メモ: support.dell.com からアップデートをダウンロードする必要はありません。更新された iSM パッケージは iDRAC でロ
ーカルに使用できます。
メモ: iDRAC LC 消去オプションを使用すると、iDRAC の iDRAC サービスモジュール LC DUP は削除されます。iDRAC サービ
スモジュール LC DUP は、dell.com/support からダウンロードする必要があります。
• iSM をインストールまたはアップデートするには、コマンドプロンプトに dcism-sync.exe と入力します。インストールウィ
ザードの手順を完了します。
• ヘルプコンテンツを表示するには、––help/-h と入力します。
• サイレントインストールまたはアップデートを行うには、––silent/-s と入力します。
• 現在のバージョンをアンインストールして LC で使用可能なアップデートパッケージをインストールするには、––force/-f と
入力します。
メモ: このオプションは、前の設定を上書きします。
• アップデートパッケージのバージョンと、iDRAC サービスモジュールにインストールされているバージョンの詳細を取得するに
は、––get—version/-v と入力します。
iDRAC サービスモジュール監視機能 27