Users Guide
デバイスに関連付けられているすべてのアクティビティを停止する必要があります。データ損失を防止するために、取り外し準備
オプションを使用することで、すべてのデバイスに関連するバックグラウンドアクティビティを停止してから NVMe PCIe SSD を
実際に取り外すことができます。
メモ: VMware ESXi で 取り外し準備 操作を実行する前に、VMware のドキュメントの前提条件の手順に従ってください。
リモート iDRAC ハードリセット
iDRAC は、さまざまな理由で応答しなくなることがあります。iSM は、iDRAC コントローラの電源を一時的に切ることで、オペレ
ーティングシステムの実稼働環境に影響を与えずに応答しない iDRAC8 または iDRAC9 コントローラを完全にリセットできます。
この機能の無効化は、iDRAC の iDRAC サービス モジュール ページで iDRAC インターフェイスのいずれかを使用してのみ行えます。
iDRAC をリセットするには、次の Windows PowerShell または Linux シェルコマンドを使用します。
./Invoke-iDRACHardReset
メモ: この機能は、yx3x 以降のサーバーで iDRAC8 を使用しており、オペレーティング システムに管理者としてログインして
いる場合にのみ機能します。
ホスト OS を介した iDRAC アクセス
PowerEdge サーバーを使用して、iDRAC の専用ネットワークを設定し、iDRAC 経由でハードウェアまたはデバイスのファームウェア
を管理できます。専用のネットワーク ポートを介して、GUI、WSMan、RACADM、Redfish クライアントなどの iDRAC インターフェ
イスにアクセスできます。
ハードウェアまたはファームウェアを管理する前提条件として、デバイスとサポートされている iDRAC インタフェース間の専用接
続が必要です。ホスト OS 機能経由の iDRAC アクセスを使用して、デバイスと iDRAC の専用ネットワーク間の接続に関係なく OS
IP からまたはホストから iDRAC インタフェースに接続することができます。この機能により、iDRAC がネットワークに接続されて
いない場合でも、ハードウェアまたはファームウェアを監視できます。
次のサブ機能のいずれからでも、ホスト OS を介した iDRAC アクセスを有効にできます。
• GUI、WSMan、Redfish、リモート RACADM を介したアクセス
• 帯域内 SNMP トラップ
• SNMP Get を介したアクセス
ホスト OS を介した iDRAC アクセス を選択した場合、すべてのサブ機能がデフォルトで選択されます。個別のサブ機能のいずれ
かを選択したい場合は、特定の機能を選択して有効にすることができます。
詳細については、ホワイトペーパー『ホスト OS を介した iDRAC アクセス』を参照してください。
GUI、WSMan、Redfish、リモート RACADM を介し
た iDRAC へのアクセス
ホスト OS 管理者は、GUI、WSMan、Redfish、リモート RACADM 機能により、ホスト OS を介してリモートで iDRAC インターフ
ェイスにアクセスできます。iDRAC GUI にアクセスするには、リモート管理ステーションのブラウザーに https:// <Host OS
IP Address>: <ListenPortNumber>という URL を入力します。
メモ: ListenPortNumber は、iSM の iDRACAccessviaHostOS 機能を有効にしたときに設定されたポート番号です。
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート
帯域外サーバ管理およびモニタリングツールである iDRAC を使用すると、SNMP トラップ / アラートをログに記録できます。ただ
し、帯域内エージェントを使用するホスト OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよりもホスト OS
から受信される SNMP アラートが優先されます。SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートはシステム IP からではな
く iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別することが難しくなります。
yx4x 以降のサーバーでは、(警告ページまたは同等の RACADM または WSMan インターフェイスにおいて)SNMP トラップ オプシ
ョンがターゲットとされているすべてのイベントは、iDRAC サービス モジュールを使用する OS を介して、SNMP トラップとして
受信することができます。iDRAC ファームウェア 3.0.0 以降、iSM LCL レプリケーション機能を有効にする必要はありません。
iDRAC サービスモジュールがインストールされた後に LC ログに記録されるイベントのみが SNMP トラップとして送信されます。
26 iDRAC サービスモジュール監視機能