Users Guide
メモ: VMware ESXi で 取り外し準備 操作を実行する前に、VMware のドキュメントの前提条件の手順に従ってください。
リモート iDRAC ハードリセット
iDRAC は、さまざまな理由で応答しなくなることがあります。iSM は、iDRAC コントローラの電源を一時的に切ることで、オペレーティングシステムの実稼
働環境に影響を与えずに応答しない iDRAC8 または iDRAC9 コントローラを完全にリセットできます。iDRAC をリセットするには、次の Windows
PowerShell
または Linux シェルコマンドを使用します。
./Invoke-iDRACHardReset
メモ: この機能は、第 13
世代以降の PowerEdge サーバ上で iDRAC8 を使用しており、オペレーティングシステムに管理者としてログインして
いる場合にのみ機能します。
ホスト OS を介した iDRAC アクセス
デルの PowerEdge サーバを使用して、iDRAC の専用ネットワークを設定して、iDRAC 経由でハードウェアまたはデバイスのファームウェアを管理できま
す。専用のネットワークポートを介して、GUI、WSMAN、RACADM、および Redsh クライアントなどの iDRAC インタフェースにアクセスできます。
ハードウェアまたはファームウェアを管理する前提条件として、デバイスとサポートされている iDRAC インタフェース間の専用接続が必要です。ホスト OS
機能経由の iDRAC アクセスを使用して、デバイスと iDRAC の専用ネットワーク間の接続に関係なく OS IP からまたはホストから iDRAC インタフェースに
接続することができます。この機能により、iDRAC がサーバに接続されていない場合でも、ハードウェアまたはファームウェアを監視できます。
次のサブ機能のいずれからでも、ホスト OS を介した iDRAC アクセスを有効にできます。
• GUI、WS-MAN、Redsh、リモート RACADM を介したアクセス
• 帯域内 SNMP トラップ
• SNMP Get を介したアクセス
ホスト OS を介した iDRAC アクセス を選択した場合、すべてのサブ機能がデフォルトで選択されます。個別のサブ機能のいずれかを選択したい場合
は、特定の機能を選択して有効にすることができます。
詳細については、ホワイトペーパー『iDRAC Access via Host OS whitepaper』(ホスト OS を介した iDRAC アクセス)を参照してください。
GUI、WS-man、Redsh、リモート RACADM を介した
iDRAC へのアクセス
ホスト OS 管理者は、GUI、WS-man、Redsh、リモート RACADM 機能により、ホスト OS を介してリモートに iDRAC インタフェースにアクセスできま
す。iDRAC GUI にアクセスするには、リモート管理ステーションのブラウザに URL https:// <Host OS IP Address>:
<ListenPortNumber> を入力します。
メモ
: ListenPortNumber は、iSM の iDRACAccessviaHostOS 機能を有効にしたときに設定されたポート番号です。
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート
帯域外サーバ管理およびモニタリングツールである iDRAC を使用すると、SNMP トラップ / アラートをログに記録できます。ただし、帯域内エージェントを
使用するホスト
OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよりもホスト OS から受信される SNMP アラートが優先されます。
SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートはシステム IP からではなく iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別すること
が難しくなります。
第 14
世代以降のサーバでは、SNMP トラップ オプションが(警告 ページまたは同等の RACADM または WSMAN インタフェースで)ターゲットとなって
いるすべてのイベントは、iDRAC サービスモジュールを使用する OS を介して SNMP トラップとして受信することができます。iDRAC ファームウェア 3.0.0 以
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iDRAC サービスモジュール監視機能