Users Guide
デフォルトでは有効になっていないため、手動で有効にする必要があります。この機能を使用すると、WINRM WMI 名前空間をインストール中に有効に
してリモートでアクセスできます。
この機能には、PowerShell コマンドを使用してアクセスできます。使用するコマンドは次のとおりです。
表 9. WSMAN のリモートでの有効化
コマンド 説明
Enable-iSMWSMANRemote —Status enable —
Forcereconfigure yes —Createselfsigncert yes —
IPAddress <IP address> —Authmode Basic, Kerberos,
Certificate
リモート WSMAN 機能の有効化と設定
Enable-iSMWSMANRemote —Status get
リモート WSMAN 機能のステータスの表示
Enable-iSMWSMANRemote —Status disable
WSMAN リモート機能の無効化
Enable-iSMWSMANRemote —Status enable —
Forcereconfigure yes —Createselfsigncert yes —
IPAddress <IP address>
リモート WSMAN 機能の再設定
メモ: この機能を操作するには、サーバの認証証明書と https プロトコルが必要です。
iDRAC サービスモジュールの自動アップデート
iDRAC サービスモジュールを自動的にアップデートできます。iSM 自動アップデートを iDRAC 自動アップデートプロセスに統合して、アップデートプロセスを
容易にすることが目標です。
メモ
: iDRAC 自動アップデートが有効になっている場合、iDRAC サービスモジュール LC DUP を dell.com/support から最新バージョンにアッ
プデートする必要があります。
メモ: support.dell.com からアップデートをダウンロードする必要はありません。更新された iSM パッケージは iDRAC でローカルに使用できま
す。
メモ: iDRAC LC 消去オプションを使用すると、iDRAC の iDRAC サービスモジュール LC DUP は削除されます。iDRAC サービスモジュール LC
DUP は、dell.com/support からダウンロードする必要があります。
• iSM をインストールまたはアップデートするには、コマンドプロンプトに dcism-sync.exe と入力します。インストールウィザードの手順を完了しま
す。
• ヘルプコンテンツを表示するには、––help/-h と入力します。
• サイレントインストールまたはアップデートを行うには、––silent/-s と入力します。
• 現在のバージョンをアンインストールして LC で使用可能なアップデートパッケージをインストールするには、––force/-f と入力します。
メモ: このオプションは、前の設定を上書きします。
• アップデートパッケージのバージョンと、iDRAC サービスモジュールにインストールされているバージョンの詳細を取得するには、––get—version/-v
と入力します。
• iDRAC サービスモジュールアップデートパッケージをユーザー指定のディレクトリにダウンロードするには、––get—update/-g と入力します。
• 特定の機能をインストールするには、msiexec.exe で使用される CLI 引数と同じように、dcism-sync.exe —p “feature” と入力しま
す。
たとえば、Windows でホスト OS の iDRAC 機能を介して iDRAC アクセスをインストールするには、dcism-sync.exe -p
"ADDLOCAL=IBIA" と入力します。
FullPowerCycle
FullPowerCycle は、サーバの補助電源をリセットする方法を提供するインタフェース呼び出し機能です。サーバの補助電源で動作するサーバハードウェ
アの数が増加しています。また、トラブルシューティングのために、サーバの電源コードを物理的に抜いて、補助電源で動作するハードウェアをリセットする
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iDRAC サービスモジュール監視機能