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リモート iDRAC ハードリセット
iDRAC を使用して、重要なシステムハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの問題について対応サーバーを監視することができます。時折、
iDRAC はさまざまな理由で応答しなくなることがあります。このような場合は、サーバーをソケットから引き抜いてオフにする必要がある場合があります。そ
の後、iDRAC をリセットすることができます。
リモート iDRAC ハードリセット機能を使用すれば、iDRAC が応答しなくなったときにはいつでも、サーバーをシャットダウンする必要なくリモート iDRAC リセ
ット操作を実行することができます。iDRAC をリモートにリセットするには、ホスト OS での管理者権限を持っていることを確認してください。リモート iDRAC
ハードリセット機能はデフォルトで有効となっています。
ホスト OS を介した iDRAC アクセス
デルの PowerEdge サーバを使用して、iDRAC の専用ネットワークを設定して、iDRAC 経由でハードウェアまたはデバイスのファームウェアを管理できま
す。専用のネットワークポートを介して、GUIWSMANRACADM、および Redsh クライアントなどの iDRAC インタフェースにアクセスできます。
ハードウェアまたはファームウェアを管理する前提条件として、デバイスとサポートされている iDRAC インタフェース間の専用接続が必要です。ホスト OS
機能経由の iDRAC アクセスを使用して、デバイスと iDRAC の専用ネットワーク間の接続に関係なく OS IP からまたはホストから iDRAC インタフェースに
接続することができます。この機能により、
iDRAC がサーバに接続されていない場合でも、ハードウェアまたはファームウェアを監視できます。
次のサブ機能のいずれからでも、ホスト OS を介した iDRAC アクセスを有効にできます。
GUIWS-MANRedsh、リモート RACADM を介したアクセス
帯域内 SNMP トラップ
SNMP Get を介したアクセス
ホスト OS を介した iDRAC アクセス を選択した場合、すべてのサブ機能がデフォルトで選択されます。個別のサブ機能のいずれかを選択したい場合
は、特定の機能を選択して有効にすることができます。
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート
帯域外サーバ管理およびモニタリングツールである iDRAC を使用すると、SNMP トラップ / アラートをログに記録できます。ただし、帯域内エージェントを
使用するホスト OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよりもホスト OS から受信される SNMP アラートが優先されます。
SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートはシステム IP からではなく iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別すること
が難しくなります。
サーバの第 14 世代以降、SNMP トラップ オプションが警告 ページまたは同等の RACADM または WSMAN インタフェースでターゲットとなっている
すべてのイベントは、
iDRAC サービスモジュールを使用する OS を介して SNMP トラップとして受信することができます。iDRAC ファームウェア 3.0.0
降、iSM LCL レプリケーション機能を有効にする必要はありません。iDRAC サービスモジュールがインストールされた後に LC ログに記録されるイベントの
みが
SNMP トラップとして送信されます。
iDRAC サービスモジュールを使用することにより、iDRAC によって生成されるアラートに類似した SNMP アラートをホスト OS から受信できます。
メモ
: デフォルトでこの機能は無効になっています。帯域内 SNMP アラートメカニズムは iDRAC SNMP アラートメカニズムと共存可能ではあ
りますが、記録されたログには両方のソースからの重複した SNMP アラートが含まれる場合があります。両方を使用する代わりに、帯域内ま
たは帯域外のオプションのいずれかを使用することが推奨されます。
メモ: 帯域内 SNMP 機能は、バージョンが最小 2.30.30.30 iDRAC ファームウェアを持つ第 12 世代以降のデル PowerEdge Server
使用することができます。
WSMAN のリモートでの有効化
現在、WMI 情報機能を使用してホストの Microsoft Windows WMI 名前空間に接続し、システムのハードウェアを監視できます。ホスト上の WMI
ンタフェースはデフォルトで有効であり、リモートでアクセスできます。ただし、
WINRM WMI アダプタを使用して WMI インタフェースにアクセスする場合、
iDRAC サービスモジュール監視機能
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