Users Guide
対応 Linux オペレーティングシステムでの iDRAC サービスモ
ジュールのインストール
iDRAC サービスモジュール全体は 1 つの Red Hat Package Manager(RPM)にパッケージ化されています。パッケージはシェルスクリプトとともに提供さ
れ、インストール、アンインストール、または使用可能な機能の有効 / 無効を切り替えることができます。
Linux のインストーラは単一 rpm インストールであるため、細かいインストールサポートはありません。機能の有効 / 無効の切り替えは、スクリプト形式の
インストールでのみ可能です。
メモ: インストーラは、すべての iDRAC サービスモジュール対応の 64 ビットバージョンの Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise
Linux 6.9、Red Hat Enterprise Linux 7.4、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 オペレーティングシステムで使用できます。
メモ: Yellowdog Updater, Modied(YUM)、VMware Update Manager(VUM)および Citrix XenServer Supplemental Pack などの
リポジトリベースのインストールでは、デフォルトですべての機能が有効になっています。
メモ: CentOS では、SupportAssist Collection の OS ログ収集機能はサポートされません。
Linux オペレーティングシステムのプレインストール要件
対応 Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムに iDRAC サービスモジュールをインストールするには、setup.sh を実行します。
次のような基本的な機能要件を満たしていることを確認します。
• USBNIC モード用の OS-to-iDRAC パススルー機能がデフォルトで有効になっている。無効になっている場合は、手動で有効にします。
• IPv 4 ネットワークスタックがホストオペレーティングシステムで有効になっている。
• USB サブシステムが有効になっている。
• udev が有効になっている。iDRAC サービスモジュールを自動で起動するために必要です。
iDRAC の詳細については、dell.com/support/home で最新の『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してください。
Linux インストールの依存性
次は、インストールを完了するためにインストールする必要がある依存パッケージ / 実行可能ファイルのリストです。
表 7. Linux インストールの依存性
実行可能コマンド パッケージ名
/sys leSystem
grep grep
cut、cat、echo、pwd、
coreutils
lsusb usbutils
nd ndutils
シェルスクリプトコマンド
bash
ifcong net-tools
ping Iputils
iDRAC サービスモジュールのインストール
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