Users Guide
4. 次のいずれかを使用して、自動シャットダウンと回復(ASR)オプションを有効にします。
– Server Administrator — dell.com/support/manuals にある『
Dell OpenManage Server Administrator ユーザー
ズガイド
』を参照してください。
– ローカル RACADM — 次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneAsrEnable 1
5. 自動システム回復エージェント を有効にします。これには、概要 → iDRAC 設定 → ネットワーク → サー
ビス に移動し、有効化 を選択して 適用 をクリックします。
OS to iDRAC パススルーの有効化または無効化
ネットワークドーターカード(NDC)または内蔵 LAN On Motherboard(LOM)デバイスを持つサーバーでは、
共有 LOM(ラックまたはタワーサーバー)または専用 NIC(ラック、タワー、またはブレードサーバー)、
もしくは USB NIC を介して iDRAC7 とホストオペレーティングシステムの間の高速相方向帯域内通信を提供
する OS to iDRAC パススルー機能を有効にできます。この機能は、iDRAC7 Enterprise ライセンスで使用可能で
す。
専用 NIC 経由で有効にした場合は、ホストオペレーティングシステムでブラウザを起動してから、iDRAC ウ
ェブインタフェースにアクセスできます。ブレードサーバーの専用 NIC は、Chassis Management Controller 経
由です。
専用 NIC または共有 LOM の切り替えには、ホストオペレーティングシステムまたは iDRAC の再起動またはリ
セットは必要ありません。
このチャネルは以下を使用して有効化できます。
• iDRAC ウェブインタフェース
• RACADM または WS-MAN(ポストオペレーティングシステム環境)
• iDRAC 設定ユーティリティ(プレオペレーティングシステム環境)
ネットワーク設定を iDRAC ウェブインタフェースから変更した場合は、OS to iDRAC パススルーを有効化する
前に、少なくとも 10 秒間待つ必要があります。
RACADM または WS-MAN を介して XML 設定ファイルを使用していて、ネットワーク設定をこのファイル内で
変更した場合、OS to iDRAC パススルー機能を有効化する、または OS ホスト IP アドレスを設定するためには、
15 秒間待つ必要があります。
OS to iDRAC パススルーを有効化する前に、以下を確認してください。
• iDRAC は、専用 NIC または共有モードを使用するように設定されている。(NIC の選択が、LOM の 1 つに
割り当てられていることを意味する。)
• ホストオペレーティングシステムと iDRAC7 が同一サブネットおよび同一 VLAN 内に存在する。
• ホストオペレーティングシステム IP アドレスが設定されている。
• OS to iDRAC パススルー機能をサポートするカードが装備されている。
• 設定権限がある。
この機能を有効にする場合は、以下に留意してください。
• 共有モードでは、ホストオペレーティングシステムの IP アドレスが使用されます。
• 専用モードでは、ホストオペレーティングシステムの有効な IP アドレスを指定する必要があります。複
数の LOM がアクティブになっている場合は、最初の LOM の IP アドレスを入力します。
OS to iDRAC パススルー機能を有効にしても動作しない場合は、以下を確認してください。
• iDRAC の専用 NIC ケーブルが正しく接続されていること。
• 少なくとも 1 つの LOM がアクティブになっていること。
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