Users Guide
Lifecycle Controller-Remote Services を使用したファームウェアのロールバック
これについての情報は、dell.com/support/manuals にある『
Lifecycle Controller Remote Services クイックスタート
ガイド
』を参照してください。
iDRAC7 のリカバリ
iDRAC7 は、起動可能な iDRAC7 を確実にするため、次の 2 つのオペレーティングシステムイメージをサポート
します。予期しない破壊的なエラーが発生した場合は、両方の起動パスが失われます。
• iDRAC7 ブートローダーは、起動可能なイメージがないことを検出します。
• システムの正常性と識別 LED が 1/2 秒以下の間隔で点滅します(LED はラックおよびタワーサーバーの背
面と、ブレードサーバーの前面にあります)。
• ブートローダーが、SD カードスロットをポーリングします。
• Windows オペレーティングシステムを使用して SD カードを FAT でフォーマットするか、Linux オペレーテ
ィングシステムを使用して SD カードを EXT3 でフォーマットします。
• firmimg.d7 を SD カードにコピーします。
• SD カードをサーバーに挿入します。
• ブートローダーが SD カードを検出し、点滅している LED を橙色に点灯、firmimg.d7 を読み取り、iDRAC7
を再プログラムして、次に iDRAC7 が再起動されます。
TFTP サーバーの使用
Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバーを使用して iDRAC7 ファームウェアをアップグレードまたはダウ
ングレードしたり、証明書をインストールしたりできます。これは SM-CLP および RACADM コマンドライン
インタフェースで iDRAC7 にファイルを転送したり、iDRAC7 からファイルを転送したりするために使用され
ます。TFTP サーバーには、iDRAC7 の IP アドレスまたは DNS 名を使用してアクセスできる必要があります。
メモ: 証明書の転送およびファームウェアのアップデートに iDRAC7 ウェブインタフェースを使用する
場合、TFTP サーバーは必要ありません。
Windows または Linux オペレーティングシステムで netstat -a コマンドを使用して、TFTP サーバーが実行
中であるかどうかを確認できます。
TFTP のデフォルトのポートは 69 です。TFTP サーバーが実行中でない場
合は、次のいずれかの操作を実行します。
• ネットワーク上で TFTP サービスを実行している別のコンピュータを検索します。
• オペレーティングシステム上に TFTP サーバーをインストールします。
サーバープロファイルのバックアップ
システム設定のバックアップは、各種コンポーネント上にインストールされているファームウェアイメージ、
BIOS、RAID、NIC、iDRAC、Lifecycle Controller、ネットワークドーターカード(NDC)、およびこれらのコン
ポーネントの構成設定に対して行うことができます。バックアップ操作は、ハードディスクの設定データ、
マザーボード、および交換パーツも対象になります。バックアップにより、vFlash SD カードまたはネットワ
ーク共有(CIFS または NFS)に保存可能な 1 つのファイルが作成されます。
また、特定の日、週、または月に基づいたファームウェアとサーバー構成の定期的バックアップを有効化お
よびスケジュールすることもできます。
バックアップ機能はライセンスされており、iDRAC7 Enterprise ライセンスで使用可能です。
バックアップ操作を実行する前に、次のことを確認します。
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