Users Guide
これには、次のメソッドを呼び出します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、温度 に移動します。
温度の iDRAC 設定 ページが表示されます。
2. 温度、ユーザーオプション、およびファン設定を指定します。
– サーマルベースアルゴリズム — デフォルトで 自動 に設定されており、システム BIOS → システム
BIOS 設定 システムプロファイル設定ページで選択されたプロファイル設定にマップされます。BIOS
プロファイルに依存しないカスタムアルゴリズムを選択することも可能です。使用可能なオプショ
ンは次のとおりです。
* 最大パフォーマンス(パフォーマンス最適化) — ファン電力の消費を増加させるかわりに、温度
に起因するパフォーマンス影響を最低限に抑えます。パフォーマンスが重要であり、高温のシス
テム動作が生じる可能性があるとき、最大パフォーマンス設定はパフォーマンスを向上させま
す。
* 最小電力(1 ワットあたりのパフォーマンス最適化) — 高温の周囲環境に応じてファン速度を削
減します。これにより、パフォーマンスへの影響が少ないと考えられるシステム電力総量の削減
が行われます。最小電力設定はパフォーマンスと電力のバランスを取り、「1 ワットあたりのパフ
ォーマンス」システムプロファイルにマップされたサーマルベースアルゴリズム設定です。これ
は、コンポーネントの冷却要件と、パフォーマンスおよびシステム電力制約とのバランスを保ち
ます。
温度に起因するパフォーマンス影響は、標準のデータセンター環境温度の設定(18~30°C)では
予想されません。
– 冷却オプション – 冷却オプションとして、デフォルト、最大排気温度、または ファン速度オフセッ
ト を選択することができます。
– 最大排気温度(C 単位) – 排気温度が 50 C を超えないようにするといったように、システムファン速
度を変更することができます。これには、ファン速度制御と電源管理と共に個別の排気温度センサー
が数個使用され、サーバー後部での最大排気温度が 50 C 以下に保たれることを確実にします。
– ファン速度オフセット(デフォルト = なし) – ファン速度オフセットは、カスタム高出力 PCIe カー
ド用に熱マージンの増加が必要なとき、またはスイッチなどの隣接する装置向けにシステム排気温度
を下げるために指定します。ファン速度オフセットは、温度制御アルゴリズムによって算出されたベ
ースラインファン速度からファン速度を増加(オフセット % 値による)させます。デフォルト値は
なしです。次を選択することが可能です。
* 低ファン速度オフセット - ファン速度を中程度のファン速度(約 50%)で稼働させます
* 高ファン速度オフセット - ファン速度を最大速度近く(約 90~100%)で稼働させます
3. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
温度が設定されました。
対応ウェブブラウザの設定
iDRAC7 は、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Google Chrome、および Safari ウェブブラウザでサポートされて
います。バージョン情報に関しては、dell.com/support/manuals にある『
Readme
』を参照してください。
プロキシサーバー経由でインターネットに接続している管理ステーションから iDRAC7 ウェブインタフェー
スに接続する場合は、そのプロキシサーバー経由でインターネットにアクセスするようにウェブブラウザを
設定する必要があります。本項では、Internet Explorer を設定するための情報を記載しています。
Internet Explorer ウェブブラウザを設定するには、次の手順を実行します。
1. IE を Administrator として実行 に設定します。
2. ウェブブラウザで、ツール → インターネットオプション → セキュリティ → ローカルネットワーク と
移動します。
3. カスタムレベル をクリックして 中低 を選択し、リセット をクリックして OK のクリックで確定します。
カスタムレベル をクリックしてダイアログを開きます。
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