Users Guide
IPMI 設定
VLAN の設定
ネットワークの設定
ネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。
メモ: オプションの詳細については、『
iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ
』を参照してくださ
い。
1. NIC の有効化 で、有効 オプションを選択します。
2. NIC の選択 ドロップダウンメニューから、ネットワーク要件に基づいて次のポートのうちひとつを選択
します。
– 専用 — リモートアクセスデバイスが、リモートアクセスコントローラ(RAC)上で利用可能な専用
ネットワークインタフェースを使用できるようにします。このインタフェースは、ホストオペレーテ
ィングシステムとは共有されず、管理トラフィックを別の物理ネットワークにルーティングします。
それにより、管理トラフィックをアプリケーショントラフィックから分離することが可能になりま
す。
このオプションは、iDRAC の専用ネットワークポートがそのトラフィックをサーバーの LOM または
NIC ポートから切り離してルーティングすることを意味します。ネットワークトラフィックの管理
に関しては、専用 オプションを使用すれば、LOM または NIC に割り当てられる IP アドレスと比較し
て、同じサブネットまたは異なるサブネットからの IP アドレスを iDRAC に割り当てることができま
す。
メモ: このオプションは、iDRAC7 Enterprise ライセンスを持つラックシステムまたはタワーシステム
上でのみ使用できます。ブレードに対しては、デフォルトで使用可能になっています。
– LOM1
– LOM2
– LOM3
– LOM4
メモ: ラックサーバーとタワーサーバーの場合、サーバーモデルに応じて 2 つの LOM オプション
(LOM1 と LOM2)または 4 つすべての LOM オプションを使用できます。ブレードサーバーでは、
iDRAC7 の通信に LOM は使用されません。
3. フェイルオーバーネットワーク ドロップダウンメニューから、残りの LOM のひとつを選択します。ネッ
トワークに障害が発生すると、トラフィックはそのフェイルオーバーネットワーク経由でルーティング
されます。
メモ: NIC の選択 ドロップダウンメニューで 専用 を選択した場合、このオプションはグレー表示に
なります。
たとえば、LOM1 がダウンしたときに iDRAC7 のネットワークトラフィックを LOM2 経由でルーティング
するには、NIC の選択 に LOM1 を、フェイルオーバーネットワーク に LOM2 を選択します。
4. iDRAC7 で二重モードとネットワーク速度を自動的に設定する必要がある場合は、オートネゴシエーショ
ン
で オン を選択します。このオプションは、専用モードの場合にのみ使用できます。有効にすると、
iDRAC7 は、そのネットワーク速度に基づいてネットワーク速度を 10、100、または 1000 Mbps に設定しま
す。
5. ネットワーク速度 で、10 Mbps または 100 Mbps のどちらかを選択します。
メモ: ネットワーク速度を手動で 1000 Mbps に設定することはできません。このオプションは、オ
ートネゴシエーション オプションが有効になっている場合にのみ使用できます。
6. 二重モード で、半二重 または 全二重 オプションを選択します。
メモ: オートネゴシエーション を有効にすると、このオプションはグレー表示になります。
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