Users Guide
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使用事例シナリオ
本項は、本ガイドの特定の項に移動して、典型的な使用事例のシナリオを実行するために役立ちます。
アクセスできない管理下システムのトラブルシューティング
OpenManage Essentials、デルの管理コンソール、またはローカルのトラップコレクタからのアラートの受け
取り後、データセンター内の 5 台のサーバーがオペレーティングシステムまたはサーバーのハングアップな
どの問題によってアクセスできなくなります。原因を識別してトラブルシューティングを行い、iDRAC7 を使
用してサーバーを再稼働させます。
アクセスできないシステムをトラブルシューティングする前に、次の前提要件が満たされていることを確認
します。
• 前回のクラッシュ画面を有効化
• iDRAC7 でアラートを有効化
原因を識別するには、iDRAC ウェブインタフェースで次を確認し、システムへの接続を再確立します。
メモ: iDRAC ウェブインタフェースにアクセスできない場合は、サーバーに移動して LCD パネルにアク
セスし、IP アドレスまたはホスト名を記録してから、管理ステーションの iDRAC ウェブインタフェース
を使用して次の操作を実行します。
• サーバーの LED ステータス — 橙色に点滅または点灯。
• 前面パネル LCD ステータスまたはエラーメッセージ — 橙色の LCD またはエラーメッセージ。
• 仮想コンソールにオペレーティングシステムイメージが表示されます。イメージが表示されていれば、シ
ステムをリセット(ウォームブート)して、再度ログインします。ログインできる場合、問題は解決され
ています。
• 前回のクラッシュ画面。
• 起動キャプチャのビデオ。
• クラッシュキャプチャのビデオ。
• サーバー正常性ステータス — 問題のあるシステム部品の赤い
x
アイコン。
• ストレージアレイステータス — オフラインまたは故障の可能性のあるアレイ
• システムハードウェアおよびファームウェアに関連する重要なイベントのライフサイクルログ、およびシ
ステムクラッシュ時に記録されたログエントリ。
• テクニカルサポートレポートの生成および収集したデータの表示。
• iDRAC サービスモジュールによって提供される監視機能の使用
関連リンク
仮想コンソールのプレビュー
起動キャプチャとクラッシュキャプチャのビデオの表示
システム正常性の表示
ログの表示
テクニカルサポートレポートの生成
ストレージデバイスのインベントリと監視
iDRAC サービスモジュールの使用
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