Users Guide
アクティブな RFS 接続があり、仮想メディアの接続モードの設定が 連結 または 自動連結 になっているとき
に iDRAC ファームウェアバージョンを 1.30.30 から 1.50.50 ファームウェアにアップデートする場合、iDRAC は、
ファームウェアのアップグレードが完了して iDRAC が再起動した後で RFS 接続の再確立を試みます。
アクティブな RFS 接続があり仮想メディアの接続モードの設定が 分離 になっているときに iDRAC ファーム
ウェアバージョンを 1.30.30 から 1.50.50 ファームウェアにアップデートする場合、iDRAC は、ファームウェア
のアップグレードが完了して
iDRAC が再起動した後に RFS 接続の再確立を試みません。
ウェブインタフェースを使用したリモートファイル共有の設定
リモートファイル共有を有効にするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC7 ウェブインタフェースで、概要 → サーバー → 連結されたメディア と移動します。
連結されたメディア ページが表示されます。
2. 連結されたメディア の下で、連結 または 自動連結 を選択します。
3. リモートファイル共有 で、イメージファイルパス、ドメイン名、ユーザー名、およびパスワードを指定
します。フィールドの詳細に関しては、『
iDRAC7 オンラインヘルプ
』を参照してください。
次にイメージファイルパスの例を挙げます。
– CIFS — //<CIFS ファイルシステムの接続先 IP アドレス>/<ファイルパス>/<イメージ名>
– NFS — <NFS ファイルシステムの接続先 IP アドレス>:/<ファイルパス>/<イメージ名>
メモ: ファイルパスには、「/」と「\」のどちらの文字も使用できます。
CIFS は IPv4 と IPv6 の両方のアドレスをサポートしていますが、NFS は IPv4 アドレスのみをサポートしま
す。
NFS 共有を使用する場合、大文字と小文字が区別されるため、<ファイルパス> と <イメージ名> を正確に
入力するようにしてください。
4. 適用 をクリックして、接続 をクリックします。
接続が確立された後、接続状態 に 接続済み と表示されます。
メモ: リモートファイル共有を設定した場合でも、セキュリティ上の理由から、ウェブインタフェ
ースはユーザー資格情報を表示しません。
Linux ディストリビューションでは、この機能にランレベル init 3 での実行時における手動での mount コマ
ンドの入力が必要な場合があります。コマンドの構文は、次のとおりです。
mount /dev/OS_specific_device / user_defined_mount_point
user_defined_mount_point は、他の mount コマンドの場合と同様に、マウント用に選択したディレ
クトリです。
RHEL の場合、CD デバイス(.iso 仮想デバイス)は /dev/scd0 で、フロッピーデバイス(.img 仮想デバ
イス)は /dev/sdc です。
SLES の場合、CD デバイスは /dev/sr0 で、フロッピーデバイスは is /dev/sdc です。正しいデバイスが
使用されていることを確認するには
(SLES または RHEL のいずれかの場合)、仮想デバイスの接続時に、
Linux OS ですぐに次のコマンドを実行します。
tail /var/log/messages | grep SCSI
このコマンドを入力すると、デバイスを識別するテキスト(たとえば、SCSI device sdc)が表示されま
す。この手順は、ランレベル init 3 での Linux ディストリビューションの使用時の仮想メディアにも適用
されます。デフォルトで、仮想メディアは init 3 では自動マウントされません。
RACADM を使用したリモートファイル共有の設定
RACADM を使用してリモートファイル共有を設定するには、次のコマンドを使用します。
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