Users Guide
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オペレーティングシステムの展開
管理下システムへのオペレーティングシステムの展開には、次のいずれかのユーティリティを使用できます。
• 仮想メディアコマンドラインインタフェース(CLI)
• 仮想メディアコンソール
• リモートファイル共有
関連リンク
VMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
リモートファイル共有を使用したオペレーティングシステムの展開
仮想メディアを使用したオペレーティングシステムの展開
VMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
vmdeploy スクリプトを使用してオペレーティングシステムを導入する前に、次を確認してください。
• VMCLI ユーティリティが管理ステーションにインストールされている。
• iDRAC7 の ユーザーの設定 権限および 仮想メディアへのアクセス 権限がそのユーザーで有効になってい
る。
• IPMItool が管理ステーションにインストールされている。
メモ: IPMItool は、管理下システムまたは管理ステーションのいずれかで IPv6 が設定されている場合
は機能しません。
• ターゲットリモートシステムに iDRAC7 が設定されている。
• イメージファイルからシステムを起動できる。
• iDRAC7 で IPMI Over LAN が有効になっている。
• ネットワーク共有に、ドライバおよびオペレーティングシステムのブータブルイメージファイルが .img
または .iso などの業界標準のフォーマットで含まれている。
メモ: イメージファイルの作成中は、標準のネットワークベースのインストール手順に従います。ま
た展開イメージを読み取り専用としてマークして、各ターゲットシステムが同じ展開手順から起動
し、実行することを確実にします。
• 仮想メディアのステータスが連結状態である。
• vmdeploy スクリプトが管理ステーションにインストールされている。VMCLI に含まれている vmdeploy サ
ンプルスクリプトを確認してください。スクリプトには、ネットワーク内のリモートシステムにオペレー
ティングシステムを導入する方法が記述されています。内部的には VMCLI と IPMItool が使用されます。
メモ: vmdeploy スクリプトはインストール中、ディレクトリに存在する一部のサポートファイルに依
存します。別のディレクトリからスクリプトを使用する場合は、一緒にすべてのファイルをコピー
してください。IPMItool ユーティリティがインストールされていない場合は、他のファイルととも
にユーティリティもコピーしてください。
ターゲットリモートシステムにオペレーティングシステムを展開するには、次の手順を実行します。
1. ターゲットリモートシステムの iDRAC7 IPv4 アドレスを、ip.txt テキストファイルにリストします。1 行に
1 つの IPv4 アドレスをリストします。
2. 起動可能なオペレーティングシステム CD または DVD を管理ステーションのドライブに挿入します。
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