Users Guide
Lifecycle ログを OS ログに複製する
iDRAC でこの機能を有効にすると、それ以降、Lifecycle Controller ログを OS ログに複製することができます。
これは、OpenManage Server Administrator で実行されるシステムイベントログ(SEL)の複製と同様の機能で
す。OS ログ オプションがターゲットとして選択されているすべてのイベント(警告 ページ内、または同様
の RACADM または WSMAN インタフェース内)は、iDRAC サービスモジュールを使用して OS ログに複製され
ます。OS ログに含まれるデフォルトのログのセットは、SNMP の警告またはトラップに設定されたものと同
じです。
iDRAC サービスモジュールは、オペレーティングシステムが動作していない時に発生したイベントもログし
ます。この iDRAC サービスモジュールが実行する OS のログの記録は、Linux ベースのオペレーティングシス
テム向けの IETF シスログ規格に基づいています。
OpenManage Server Administrator がインストールされている場合は、この監視機能は、OS のログ内の SEL エン
トリの重複を避けるために無効に設定されます。
システムの自動リカバリオプション
サーバーの再起動、電源の入れ直し、指定時間経過後の電源オフといった、システムの自動リカバリ動作を
実行することができます。この機能を有効にできるのは、オペレーティングシステムのウォッチドッグタイ
マーが無効になっている場合のみです。
OpenManage Server Administrator がインストールされている場合は、
この監視機能は、ウォッチドッグタイマーの重複を避けるために無効になります。
OpenManage Server Administrator と iDRAC サービスモジュールの共存
システムで、OpenManage Server Administrator と iDRAC サービスモジュールの両方を共存させて、正常かつ個
別に機能させることができます。
iDRAC サービスモジュールのインストール中に監視機能を有効にしている場合、インストールが完了した後
に iDRAC サービスモジュールが OpenManage Server Administrator の存在を検知すると、iDRAC サービスモジュ
ールは重複している監視機能一式を無効にします。OpenManage Server Administrator が実行されている場合
は、iDRAC サービスモジュール は OS および iDRAC にログインした後で重複した監視機能を無効にします。
これらの監視機能を iDRAC インタフェース経由で後で再度有効にすると、同じチェックが実行され、
OpenManage Server Administrator が実行されているかどうかに応じて、各機能が有効になります。
iDRAC ウェブインタフェースからの iDRAC サービスモジュー
ルの使用
iDRAC ウェブインタフェースから iDRAC サービスモジュールを使用するには、次の手順を実行します。
1. 概要 → サーバー → サービスモジュール と移動します。
iDRAC サービスモジュールのセットアップ ページが表示されます。
2. 次を表示することができます。
– ホストオペレーティングシステムにインストールされている iDRAC サービスモジュールのバージョ
ン
– iDRAC サービスモジュールと iDRAC との接続状態
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