Users Guide

17
iDRAC サービスモジュールの使用
iDRAC の監視機能は現在、OpenManage Server Administrator に依存し、オペレーティングシステムやホスト名
といったホストに関する情報を提供しています。iDRAC サービスモジュールは、サーバーへのインストール
が推奨されるソフトウェアアプリケーションです(デフォルトではインストールされていません)。本モジ
ュールはオペレーティングシステムからの監視情報を iDRAC に補います。インタフェースはありませんが、
追加データを提供してウェブインタフェースや RACADMWSMAN といった iDRAC インタフェースと連携す
ることで、iDRAC を補完します。iDRAC サービスモジュールによって監視される機能を設定して、サーバーの
オペレーティングシステムで消費される CPU およびメモリを管理することができます。
メモ: iDRAC サービスモジュールは、iDRAC Express または iDRAC Enterprise ライセンスがインストールさ
れている場合にのみ、有効にすることができます。
iDRAC サービスモジュールを使用する前に、次を確認してください。
ログイン、設定、および iDRAC 内のサーバー制御権限を持ち、iDRAC サービスモジュールの各機能を有効
または無効にすることができる。
OS to iDRAC パススルー機能が iDRAC7 内の内部 USB バスによって有効化されている。
メモ:
iDRAC サービスモジュールの初回実行時、デフォルトでは、モジュールは iDRAC OS to iDRAC
パススルーチャネルを有効にします。iDRAC サービスモジュールをインストールした後に、この
機能を無効にする場合は、後で iDRAC で手動で有効にする必要があります。
OS to iDRAC パススルーチャネルが iDRAC 7 LOM から有効にされている場合、iDRAC サービスモ
ジュールを使用することはできません。
iDRAC サービスモジュールのインストール
iDRAC サービスモジュールは dell.com/support からダウンロードしてインストールすることができます。
iDRAC サービスモジュールをインストールするには、サーバーのオペレーティングシステムのシステム管理
者権限を持っている必要があります。インストールの詳細に関しては、dell.com/support/manuals にある
iDRAC サービスモジュールインストールガイド
』を参照してください。
iDRAC サービスモジュールの監視機能
iDRAC サービスモジュールは、次の対象を監視する機能を備えています。
オペレーティングシステム(OS)情報
Lifecycle Controller ログのオペレーティングシステムログへの複製
システムの自動リカバリオプション
オペレーティングシステム情報
OpenManage Server Administrator は現在、オペレーティングシステムの情報およびホスト名を iDRAC と共有し
ています。iDRAC サービスモジュールは、OS 名、OS バージョン、完全修飾ドメイン名(FQDN)といった同
様の情報を iDRAC と提供します。デフォルトでは、この監視機能は有効になっています。OpenManage Server
Administrator がホスト Os にインストールされている場合は、この機能は無効になっていません。
229