Users Guide
Show 動詞の使用
ターゲットの詳細を確認するには、show 動詞を使用します。この動詞は、ターゲットのプロパティ、サブタ
ーゲット、関連性、およびその場所で許可されている SM-CLP 動詞のリストを表示します。
-display オプションの使用
show –display オプションでは、コマンドの出力を 1 つ、または複数のプロパティ、ターゲット、アソシ
エーション、バーブに制限できます。たとえば、現在の場所のプロパティおよびターゲットのみを表示する
には、次のコマンドを使用します。
show -display properties,targets
特定のプロパティのみを表示するには、次のコマンドのように修飾します。
show –d properties=(ユーザー ID,名前) /admin1/system1/sp1/account1
1 つのプロパティのみを表示する場合は、括弧を省略できます。
-level オプションの使用
show -level オプションは、指定されたターゲットよりも下の追加レベルで show を実行します。アドレ
ス領域内のすべてのターゲットとプロパティを参照するには、-l all オプションを使用します。
-output オプションの使用
-output オプションは、4 つの SM-CLP 動詞出力フォーマット(テキスト、clpcsv、キーワード、clpxml)の
うち、1 つを指定します。
デフォルトのフォーマットは テキスト であり、最も読み取りやすい出力です。clpcsv フォーマットは、スプ
レッドシートプログラムへのロードに最適な、コンマ区切り値フォーマットです。キーワード フォーマット
は、1 行あたり 1 つのキーワード = 値のペアとして情報を出力します。clpxml フォーマットは、response XML
要素を含む XML ドキュメントです。DMTF は、clpcsv フォーマットと clpxml フォーマットを指定しています。
これらの仕様は、DMTF ウエブサイト(dmtf.org)で確認できます。
次の例は、SEL の内容を XML で出力する方法を示しています。
show -l all -output format=clpxml /admin1/system1/logs1/log1
使用例
本項では、SMCLP の使用事例のシナリオについて説明します。
• サーバーの電源管理
• SEL 管理
• MAP ターゲットのナビゲーション
サーバーの電源管理
次の例は、SMCLP を使用して管理下システムで電源管理操作を実行する方法を示しています。
SMCLP コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
• サーバーの電源をオフにする:
stop /system1
次のメッセージが表示されます。
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