Users Guide

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SMCLP の使用
Server Management Command Line ProtocolSMCLP仕様は、CLI ベースのシステム管理を可能にします。SMCLP
は標準文字単位のストリームを介して管理コマンドを送信するためのプロトコルを定義します。このプロト
コルでは、人間指向型コマンドセットを使用して Common Information Model Object ManagerCIMOM)にアク
セスします。SMCLP は、複数のプラットフォームにわたるシステム管理を合理化するための Distributed
Management Task ForceDMTFSMASH イニシアチブのサブコンポーネントです。SMCLP 仕様には、管理下
エレメントアドレス指定仕様や、SMCLP マッピング仕様に対する多数のプロファイルとともに、さまざまな
管理タスク実行のための標準動詞とターゲットについて記述されています。
メモ: ここでは、ユーザーに Systems Management Architecture for Server HardwareSMASH)イニシアチ
ブおよび SMWG SMCLP 仕様についての知識があることを前提としています。
SM-CLP は、複数のプラットフォームにわたるサーバー管理を合理化するための Distributed Management Task
ForceDMTFSMASH イニシアチブのサブコンポーネントです。SM-CLP 仕様は、管理下エレメントアドレス
指定仕様や、SM-CLP マッピング仕様に対する多数のプロファイルとともに、さまざまな管理タスク実行のた
めの標準バーブとターゲットについて説明しています。
SMCLP iDRAC7 コントローラのファームウェアからホストされ、TelnetSSH、およびシリアルベースのイ
ンタフェースをサポートしています。iDRAC7 SMCLP インタフェースは、DMTF が提供する SMCLP 仕様バージ
ョン 1.0 に基づいています。
メモ: プロファイル、拡張、および MOF に関する情報は delltechcenter.com から、DMTF に関する全情報
dmtf.org/standards/profiles/ から入手可能です。
SM-CLP コマンドは、ローカル RACADM コマンドのサブセットを実装します。これらのコマンドは管理ステ
ーションのコマンドラインから実行できるため、スクリプトの記述に便利です。コマンドの出力は XML など
の明確に定義されたフォーマットで取得でき、スクリプトの記述や既存のレポートおよび管理ツールとの統
合を容易にします。
SMCLP を使用したシステム管理機能
iDRAC7 SMCLP では次の操作が可能です。
サーバー電源の管理システムのオン、シャットダウン、再起動
システムイベントログ(SEL)の管理 — SEL レコードの表示やクリア
iDRAC7 ユーザーアカウントの管理
システムプロパティの表示
SMCLP コマンドの実行
SMCLP コマンドは、SSH または Telnet インタフェースを使用して実行できます。SSH または Telnet インタフ
ェースを開いて、管理者として iDRAC7 にログインします。SMCLP プロンプト(admin ->)が表示されます。
SMCLP プロンプト:
yx1x ブレードサーバーは -$ を使用します。
yx1x ラックおよびタワーサーバーは、admin-> を使用します。
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