Users Guide

VMCLI 構文
VMCLI インタフェースは、Windows システムでも Linux システムでも同じです。VMCLI 構文は次のとおりで
す。
VMCLI [パラメータ] [オペレーティングシステムのシェルオプション]
例:vmcli -r iDRAC7 IP アドレス:iDRAC7 SSL ポート
この
パラメータ
は、VMCLI による指定したサーバーへの接続、iDRAC7 へのアクセス、指定した仮想メディア
へのマップを可能にします。
メモ: VMCLI 構文では大文字と小文字が区別されます。
セキュリティ確保のため、次の VMCLI パラメータを使用することをお勧めします。
vmcli -i — VMCLI を開始するためのインタラクティブな方法を有効にします。これにより、別のユー
ザーがプロセスを確認する際にユーザー名とパスワードが表示されないようになります。
vmcli -r <iDRAC7 IP アドレス[:iDRAC7 SSL ポート]> -S -u <iDRAC7 ユーザー名> -p
<iDRAC7 ユーザーパスワード> -c {< デバイス名 > | < イメージファイル >} — iDRAC7 CA 証明書が
有効かどうかを示します。証明書が有効でない場合は、このコマンドの実行時に警告メッセージが表示さ
れますが、コマンドは正常に実行され、
VMCLI セッションが確立されます。VMCLI パラメータの詳細につ
いては、
VMCLI ヘルプ
』または『
VMCLI マニュアルページ
』を参照してください。
関連リンク
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
VMCLI オペレーティングシステムのシェルオプション
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
次の表に、さまざまな仮想メディアへのアクセスに必要な VMCLI コマンドを示します。
27. VMCLI コマンド
仮想メディア コマンド
フロッピードライブ
vmcli -r [RAC IP またはホスト名] -u
[iDRAC7
ユーザー名] -p [iDRAC7 ユーザーパ
スワード] -f [デバイス名]
起動可能なフロッピーまたは USB キーイメージ
vmcli -r [iDRAC7 IP アドレス] [iDRAC7
ーザー名
] -p [iDRAC7 パスワード] -f [フロッ
ピー.img]
-f オプションを使用した CD ドライブ
vmcli -r [iDRAC7 IP アドレス] -u
[iDRAC7
ユーザー名] -p [iDRAC7 パスワー
] -f [デバイス名]|[イメージファイル]-f
[cdrom - dev ]
起動可能な CD/DVD イメージ
vmcli -r [iDRAC7 IP アドレス] -u
[iDRAC7
ユーザー名] -p [iDRAC7 パスワー
] -c [DVD.img]
ファイルが書き込み禁止になっていない場合、仮想メディアがイメージファイルに書き込みを行う場合があ
ります。仮想メディアがメディアに書き込みを行わないことを確実にするには、次の手順を実行します。
上書きされないようにする必要があるフロッピーイメージファイルを書き込み禁止にするように、オペレ
ーティングシステムを設定します。
206