Users Guide

14
VMCLI ユーティリティのインストールと使
仮想メディアコマンドラインインタフェース(VMCLI)ユーティリティは、管理ステーションから管理下シ
ステム上の iDRAC7 に仮想メディア機能を提供するインタフェースです。このユーティリティを使用すると、
ネットワーク内の複数のリモートシステムでオペレーティングシステムを展開するため、イメージファイル、
物理ドライブなどの仮想メディア機能にアクセスすることができます。
メモ: VMCLI ユーティリティの実行は、32 ビットのオペレーティングシステムでインストールされた管
理ステーション上でのみ可能です。
VMCLI ユーティリティは次の機能をサポートします。
仮想メディアを介したアクセスが可能なリムーバブルデバイスまたはイメージの管理
iDRAC7 ファームウェアの 1 回限りの起動 オプションが有効な時のセッションの自動終了
Secure Socket LayerSSL)を使用した iDRAC7 へのセキュアな通信
次の時点までの VMCLI コマンドの実行:
接続が自動的に終了。
オペレーティングシステムがプロセスを終了。
メモ: Windows でプロセスを終了させるには、タスクマネージャを使用します。
VMCLI のインストール
VMCLI ユーティリティは、
Dell Systems Management Tools and Documentation
DVD に収録されています。
VMCLI ユーティリティをインストールするには、次の手順を実行します。
1. 管理ステーションの DVD ドライブに
Dell Systems Management Tools and Documentation
DVD を挿入しま
す。
2. 画面上の指示に従って DRAC ツールをインストールします。
3. 正常なインストール後に、install\Dell\SysMgt\rac5 フォルダをチェックして vmcli.exe が存在することを確
認します。同様に、
UNIX の場合は、該当するパスをチェックします。
VMCLI ユーティリティがシステムにインストールされます。
VMCLI ユーティリティの実行
オペレーティングシステムが特定の権限やグループメンバーシップを必要とする場合は、VMCLI コマンド
を実行するためにも同様の権限が必要です。
Windows システムでは、非管理者は VMCLI ユーティリティを実行するためにパワーユーザー権限が必要
です。
Linux システムでは、iDRAC7 にアクセスし、VMCLI ユーティリティを実行して、ユーザーコマンドをログ
に記録するため、非管理者は VMCLI コマンドの先頭に sudo を指定する必要があります。ただし、VMCLI
管理者グループのユーザーを追加または編集するには、visudo コマンドを使用してください。
205