Users Guide

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ログの管理
iDRAC7 は、システム、ストレージデバイス、ネットワークデバイス、ファームウェアのアップデート、設定
変更、ライセンスメッセージなどに関連するイベントが含まれたライフサイクルログを提供します。ただし、
システムイベントは、システムイベントログSELと呼ばれる別のログとしても使用できます。ライフサイ
クルログは、iDRAC7 ウェブインタフェース、RACADMおよび WS-MAN インタフェースからアクセスするこ
とが可能です。
ライフサイクルログのサイズが 800 KB に達すると、ログは圧縮され、アーカイブされます。表示できるのは
アーカイブ化されていないログのみです。また、アーカイブされていないログには、フィルタを適用したり、
コメントを追加したりできます。アーカイブされたログを表示するには、ライフサイクルログ全体をシステ
ム上の場所にエクスポートする必要があります。
関連リンク
システムイベントログの表示
ライフサイクルログの表示
作業メモの追加
リモートシステムロギングの設定
システムイベントログの表示
管理下システムでシステムイベントが発生すると、そのイベントはシステムイベントログSELに記録され
ます。LC ログにも、同じ SEL エントリが提供されます。
ウェブインタフェースを使用したシステムイベントログの表示
SEL を表示するには、iDRAC7 ウェブインタフェースで、概要サーバーログ の順に移動します。
システムイベントログ ページには、ログされた各イベントのシステム正常性インジケータ、タイムスタン
プ、および説明が表示されます。詳細に関しては、
iDRAC7 オンラインヘルプ
』を参照してください。
名前を付けて保存 をクリックして、SEL を希望の場所に保存します。
メモ: Internet Explorer を使用し、保存時に問題が発生した場合は、Internet Explorer Cumulative Security
Update をダウンロードしてください。このセキュリティアップデートは、Microsoft のサポートサイト
support.microsoft.com からダウンロードできます。
ログをクリアするには、ログのクリア をクリックします。
メモ: ログのクリア は、ログのクリア権限がある場合のみ表示されます。
SEL がクリアされた後、Lifecycle Controller ログにエントリが記録されます。このログエントリには、ユーザ
ー名および SEL をクリアした IP アドレスが含まれます。
RACADM を使用したシステムイベントログの表示
SEL を表示する場合
racadm getsel <options>
引数の指定がない場合は、ログ全体が表示されます。
SEL エントリの数を表示する場合: racadm getsel-i
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