Users Guide

すべてのドメインコントローラの信頼できる証明書のリストに iDRAC7 ファームウェア SSL 証明書をインポ
ートするには、次の手順を実行します。
1. 次の RACADM コマンドを使用して、iDRAC7 SSL 証明書をダウンロードします。
racadm sslcertdownload -t 0x1 -f <RAC SSL 証明書>
2. ドメインコントローラで MMC コンソール ウィンドウを開き、証明書信頼できるルート認証局 と選択
します。
3. 証明書 を右クリックし、すべてのタスク を選択して インポート をクリックします。
4. 次へ をクリックして SSL 証明書ファイルを参照します。
5. 各ドメインコントローラの 信頼できるルート認証局 iDRAC7 SSL 証明書をインストールします。
独自の証明書をインストールした場合は、その証明書に署名する CA 信頼できるルート認証局 リスト
に含まれていることを確認してください。認証局がリストにない場合は、お使いのドメインコントロー
ラすべてにその証明書をインストールする必要があります。
6. 次へ をクリックし、証明書タイプに基づいて証明書ストアを Windows に自動的に選択させるか、希望す
る証明書ストアを参照します。
7. 終了OK の順にクリックします。iDRAC7 ファームウェアの SSL 証明書が、すべてのドメインコントロー
ラの信頼できる証明書リストにインポートされました。
サポートされている Active Directory の認証機構
Active Directory を使用して、次の 2 つの方法を使用する iDRAC7 ユーザーアクセスを定義できます。
Microsoft のデフォルトの Active Directory グループオブジェクトのみを使用する
標準スキーマ
ソリューシ
ョン。
カスタマイズされた Active Directory オブジェクトを持
つ拡張スキーマ
ソリューション。アクセスコント
ロールオブジェクトはすべて Active Directory で管理されます。これにより、異なる iDRAC7 上でさまざま
な権限レベルを持つユーザーアクセスを設定するための最大限の柔軟性が実現します。
関連リンク
標準スキーマ Active Directory の概要
拡張スキーマ Active Directory の概要
標準スキーマ Active Directory の概要
次の図に示すように、標準スキーマを使用して Active Directory を統合する場合は、Active Directory iDRAC7
の両方での設定が必要となります。
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