Users Guide
SSH または Telnet を使用して iDRAC7 と通信する前に、次の操作を行うようにしてください。
1. シリアルコンソールを有効化するよう BIOS を設定。
2. iDRAC7 に SOL を設定。
3. iDRAC7 ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、SSH または Telnet を有効化。
Telnet(ポート 23) /SSH(ポート 22)クライアント <−−> WAN 接続 <−−> iDRAC7
iDRAC7 ではシリアルからネットワークへの変換が行われるので、SSH または Telnet プロトコルを使用す
る IPMI ベースの SOL では追加のユーティリティを必要としません。使用する SSH または Telnet コンソ
ールは、管理下システムのシリアルポートから到着するデータを解釈し、応答することができる必要が
あります。シリアルポートは通常、ANSI ターミナルまたは VT100/VT220 ターミナルをエミュレートする
シェルに接続します。シリアルコンソールは、自動的に
SSH または Telnet コンソールにリダイレクトさ
れます。
関連リンク
Windows での PuTTY からの SOL の使用
Linux での OpenSSH または Telnet からの SOL の使用
Windows での PuTTY からの SOL の使用
Windows 管理ステーションで PuTTY から IPMI SOL を開始するには、次の手順を実行します。
メモ: 必要に応じて、概要 → iDRAC 設定 → ネットワーク → サービス で、デフォルトの SSH または
Telnet タイムアウトを変更できます。
1. iDRAC7 に接続するためのコマンド putty.exe [-ssh | -telnet] <ログイン名>@<iDRAC7 IP ア
ドレス
> <ポート番号> を実行します。
メモ: ポート番号はオプションです。ポート番号を再割り当てするときにのみ必要です。
2. コマンド console com2 または connect を実行して SOL を開始し、管理下システムを起動します。
管理ステーションから、SSH または Telnet プロトコルを使用する管理下システムへの SOL セッションが
開始されます。iDRAC7 コマンドラインコンソールにアクセスするには、ESC キーシーケンスに従ってく
ださい。PuTTY および SOL の接続動作は、次のとおりです。
– POST 時における PuTTY を介した管理下システムへのアクセス中、PuTTY のファンクションキーおよ
びキーパッドが次のように設定されます。
* VT100+ — F2 はパスしますが、F12 はパスできません。
* ESC[n~ — F12 はパスしますが、F2 はパスできません。
– Windows では、ホストの再起動直後に Emergency Management System(EMS)コンソールが開かれる
と、Special Admin Console(SAC)ターミナルが破損するおそれがあります。SOL セッションを終了
し、ターミナルを閉じて、別のターミナルを開いてから、同じコマンドで SOL セッションを開始して
ください。
関連リンク
iDRAC7 コマンドラインコンソールでの SOL セッションの切断
Linux での OpenSSH または Telnet からの SOL の使用
Linux 管理ステーションで OpenSSH または Telnet から SOL を開始するには、次の手順を実行します。
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