Install Guide
4 アレイケーブルの接続
アレイをラックに取り付けた後は、ネットワークケーブルと電源ケーブル(オプションでシリアルケーブル)を接続する
必要があります。
まず初めに、16ページの「最小および推奨されるケーブル構成」でネットワークに関する推奨事項を確認しま
す。
次のリストでは、アレイを電源およびネットワークに接続するための一般的な手順を説明しています。
1. 電源ケーブルを接続します このとき、アレイに電源を入れないでください。 18 ページの「電源ケーブルの接
続と固定」を参照してください。
2. アレイをネットワークに接続します。20 ページの「ネットワークへのアレイの接続」を参照してください。
3. アレイの電源を入れます。20 ページの「アレイへの電源投入」を参照してください。
次の項では、これらの手順を詳しく説明します。これらの手順を完了したら、25 ページの「ソフトウェア設定」を
参照してください。
ネットワークの要件と推奨事項
PS Series アレイの最小限のネットワーク構成は、各コントロールモジュール上の Ethernet 0 とネットワークスイッチ
に接続されたコンピュータ間で構成されます。パフォーマンスと可用性を高めるには、アレイに複数のネットワーク
インタフェースを設定し、それらを複数のスイッチに接続します。
ネットワークについての推奨事項は、表 5 に記載されています。また、適切なネットワーク構成についての一般
的な規則もすべて PS Series アレイに当てはまります。ネットワーク要件の詳細に関しては、
en.community.dell.com/techcenter/storage/w/wiki/2639.equallogic-configuration-guide.aspxで Dell TechCenter
ウェブサイトの『Dell EqualLogic Configuration Guide』(Dell EqualLogic 設定ガイド)を参照してください。
一般的なネットワーク構成の説明は、このマニュアルの範囲外となります。
表 5: ネットワークについての推奨事項
推 奨 事 項 説 明
スイッチド 10GbE ネットワーク
アレイとコンピュータをスイッチドネットワークに接 続 し、コンピュータとアレイ
間 のすべてのネットワーク接 続 が 10GbE であることを確 認 します。
光 学 SFP+ プラグインモジュール付 き光 学 ケーブル、または内蔵 SFP+ モ
ジュール付 き銅 線 ケーブルを使 用 します。10GBASE-T の最 低 要 件 は
CAT6 ですが、CAT6A をお勧 めします。
10GBASE-T ポートを使 用 するための 10GBASE-T インタフェース付 きス
イッチまたは SFP+ ポートを使 用 するための SFP+ スイッチが必要 です。
異 なるネットワークスイッチへの複 数 のネット
ワーク接 続
帯 域 幅 と可 用 性 を向 上 させるには、各 コントロールモジュールを 2 つの
異 なるスイッチに接 続 します。
スイッチは、スイッチ間 リンクを使 用 して、またはスタッキング機 能 により接
続 する必 要 があります。これらのリンクには、iSCSI トラフィックを処 理 する
ために十 分 な帯域 幅 が必 要 です。スイッチ間 リンクのサイズ調 整 の推 奨
事 項 は『EqualLogic Configuration Guide』(EqualLogic 構成 ガイド)で
確 認 してください。
ネットワークインタフェースの接 続 後 、Group Manager の GUI または CLI
を使 用 して、IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレスを各 インタ
15